副業を始めたいとお考えの公務員の皆さまの中には、
「今どんな副業を始めるべきなのか?」
と悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。
副業を始めるにあたり、本業との兼ね合いや規則などで副業スタートしたくてもなかなか始められないとお悩みの方にオススメの副業があります。
それは、「不動産投資」です。
今回は公務員こそ不動産投資を始めるべき3つの理由と、始める前に知っておくべき規約等をご説明したいと思います。
ではまず、公務員は絶対に副業をしてはいけないのか?という点についてご説明します。
公務員は絶対副業禁止?!!
一般企業では徐々に受け入れられつつある副業ですが、公務員という職業は民間人とは違い制約が課せられます。
その制約として定められた規定を破るなら処罰されます。
では、公務員の方が一切副業が出来ないのか?と言いますとそれは大きな誤解で、
規定をしっかり理解し反しない内容であれば副業として始めることができます。
公務員を辞めた方の記事投稿などでも副業の実態などが記載されており、一般の方よりも効率良く収入を得ることが出来るのが事実です。
それでは、公務員の方が副業として始めるべき理由を見ていきましょう。
公務員こそ不動産投資を始めるべき3大理由
公務員こそ副業で不動産投資と言いましたが、公務員は副業禁止という決まりが厳しくあります。
そんな中でもやはり給料と家計との兼ね合いや子供の教育費などを考えると副業を始めたい!と思う方が多いのではないでしょうか?
ですが、実際初めてみたいと思ってもどんな副業なら仕事に支障が出ずに初められるか?などの心配や不安が出てくるものです。
その点、不動産投資には「安心」があります。
なぜでしょうか?
この「安心」の要素の中に公務員の方に不動産投資を始めるべき理由が隠れています。
理由①公務員の不動産投資は“範囲内”であれば許されている
公務員は副業禁止と言いましたが、実は、国家公務員法と地方公務員法でも全ての物が禁止と言うわけではありません。
不動産投資も規定範囲をしっかり守る事で副業として始めることが可能です。
たとえば、
- 既に所有している不動産
- 先祖代々で土地を所有している
- 先祖代々の土地を祖父母から譲り受ける
- 転勤により住まない不動産がある
- 仕事の転勤が決まり家を空き家にしなければいけない状況になった
- 売買が決まらず所有している不動産が有る
- 中々売り手が見つからない状態の家がずっと有り所有している
このようなケースで所有している土地がある場合、これを副業禁止という縛りで禁止するとどのようになるでしょうか?
こうなったら物件を手放すしかなくなります。
もしくは空き家として所有しておくしか方法がなくなります。
しかし近年、空き家は近隣への迷惑として話題にもなっているので、そんなトラブルは避けたいものですよね。
一方、以下のケース内では公務員の方でも貸し家にして家賃収入を得ることが認めらています。
- 家賃収入は年額500万円以下
- 5棟10室以下で行う事
- 建物で有る駐車場やコインパーキングなどは10台以上
- 管理会社で管理を行って貰う事
以上の4つの条件内である場合、規定範囲内として副業が認められます。
ですが、家賃収入が年間500万円以上を超えると職場からの正式な許可が必要になってくるので要注意です。
また、駐車場賃貸の場合、物件の管理を行うと大家業をしていると見なされ副業ではなく本格的に仕事をしていると判断されてしまいます。
本業に支障が出る恐れもありますので、規定を守り、管理会社に管理を委託しましょう。
では、公務員こそ副業をやるべき2つ目の理由をみていきましょう。
理由②融資が楽に受けられる
公務員という職業は信頼性がとても高い職業のひとつです。
そのため、融資を受ける際に「公務員」という肩書一つで金利や貸し入れ期間など、好条件での借り入れが可能です。
返済面でも貸し入れ期間など、公務員としての好条件を存分に利用しましょう。
融資は不動産投資を副業で始めるにあたりとても重要要素です。
所有している家を貸す前に綺麗な状態に直すならリフォーム代が掛かりますし、古い家であれば全面的な修繕工事が必要な場合もあるでしょう。
その際にかかる費用ももちろん家主側です。
でもまとまった金額が手元にない場合、どうしますか?
また、家を貸す際に住人が見つかるまでの期間や収入が入ってくるまでの期間がかかることで、返済面に少し不安を感じる場合があるでしょう。
そんな時こそ公務員の「信頼」をフル活用して、貸し入れや返済の好条件を上手に活用し賢く融資を受けましょう。
理由③手間に時間が取られないから本業に専念出来る
不動産投資としてお客様が決まり家を貸すことは簡単でも、契約後に動く事は何かと手間や時間を取られます。
- 近隣住民とのトラブルやいざこざを相談される
- 管理費滞納や住宅での役決めや会議の参加などの相談
など、話し合いの場を持つ必要が何度も生じてきます。
その都度参加していると精神的に疲れてしまい、本業にも悪影響が出てきてしまうでしょう。
これでは副業の意味を成さず、まさに本末転倒です。
ですが、公務員が不動産投資する場合には一切そのような面倒がありません。
なぜかと言うと、公務員が不動産投資をする場合管理は管理会社へ委託しなければならない規則があるからなんです。
この規則があるため管理をすべて管理会社に委託でき、一切手間と時間が取られません。
一定の規則を有効に利用して、より賢く副業しましょう。
詐欺には要注意!詐欺実態を検証
不動産投資について詳しくご説明しましたが、今不動産投資を始めようとしている人を狙った詐欺が多発しています。
そして、このような詐欺のターゲットにされやすいのが大手企業の方や公務員の方です。
そうした方々の収入面や安定したローンが組めるというメリットを逆手にとって詐欺を吹っ掛けてくるんです。
公務員の皆様が詐欺に引っかからない為にもその実態を詳しく検証致しました。
悪徳業者にご注意
不動産投資は業者選びも肝心です。中には悪徳業者も沢山あります。
そんな業者に引っかからない為にも不動産投資で仲介業者に取り持ってもらう際には細心の注意を払いましょう。
業者を探す際には何軒か候補を上げて、その候補の中から、提示された条件や顧客対応等を見て判断しましょう。
すぐに契約を迫る業者は危険要素満載なのでお断りしましょう。
また、不動産投資をする前にリフォーム工事が必要だとしても、リフォームが不要な部分までしつこく勧めてきたり、高額な工事費用を提示してきたりする業者は悪徳業者と見て間違いないでしょう。
ですので、始めは数件の業者をしっかりリサーチすることが重要です。
異性での対応で心地良くさせ契約させる
美人またはイケメンを勧誘に使い、デートに誘われたり直ぐに契約して欲しいと契約を迫る詐欺方法があります。
不動産投資は公務員にとって確かに始めやすいですが、始めやすいがために、きちんとした知識を持たずに始めてしまう投資初心者の公務員は彼らの格好の餌食です。
冷静さと判断能力が鈍くなったところを彼らは見逃しません。
相手の言うがままに乗せられてしまい、他よりも高額な契約を結んでしまったことが後から分かるケースもありますので注意が必要です。
あり得ないほどの高利回りを謳ってくる
悪質業者は不動産における高利回りをやたらに強調してきます。
例えば20%~30%などと話してきます。
初めての不動産投資の場合だとそんなに利回りがあるの?!
と、ついうまい話しに引っかかってしまう場合がありますが、下の表をご覧ください。
この表からも分かる通り、年利20~30%なんてものはあり得ません!
海外不動産の中で今勢いのあるインドネシアやフィリピンでさえ、7%以下です。
(ただ、世界的不景気の今の時代に7.40%や6.13%を叩き出しているインドネシアやフィリピンはものすごいことなんです!)
あり得ないほどの高利回りを提示してきたなら悪徳業者であること間違いなしなので、一切の契約を結ばないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
公務員という仕事に就いていても副業を始めて収入を増やしたいと思っている方は多数いらっしゃいます。
そんな時に職場に許可を得ずに堂々と始められる不動産投資は公務員の方におすすめです。
- 収入を規定の範囲内にとどめる
- 慎重に業者を選び契約する
以上の点を気を付ければ、そのあとは管理会社に委託するだけで収入が入ってきます。
こんな魅力的な副業は不動産投資しかありませんね。