副業として太陽光投資を始めたいと考えた公務員の方の中に、「でも資金がない」という理由であきらめた人はいませんか?
確かに、太陽光投資は人気が上昇したこともあり、ローンを通すのも大変になりました。
だからと言って、すぐにあきらめてはもったいない、難易度が高くても挑戦してみるほど魅力の潜んだ投資です。
そこで今回は、公務員の方が副業で始めようと考えた太陽光で、初期投資のためのローンを通す秘訣について解説をします。
ローン審査で悩んでいる公務員やサラリーマンの方は参考にしていただければと思います。
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公務員がソーラーローンを組める融資先は主に3種類
まずは、公務員の方が太陽光投資を始めるときに選べる主な融資先について知っておきましょう。
日本政策金融公庫
公務員の方がローンを組むと考えたとき、真っ先に日本政策金融公庫の名前を考える人は少ないはずです。
日本政策金融公庫とは、政府出資が100%の政策金融機関、国の政策に則った融資制度を用意している機関です。
太陽光投資は国の政策、まさにうってつけのローン先ではないでしょうか。
ローンに対し抵抗がある会社員の方も、日本政策金融公庫がローン先ならば嫌な気持ちも低減されるはずです。
メリットは低金利、ローンを組む時の条件などによっても変わりますが、1%~2%程度で組むことができます。
デメリットとしては、保証金が必要となる場合もあることや、手続きが複雑すぎて審査に1カ月以上かかるかもしれないことです。
しかし、複雑な書類などすべてが準備でき、審査に通過すれば低金利の恩恵を受けることができ、太陽光投資の大成功にも1歩近づきます。
有給がたまっている公務員の方ならば、まとめて休暇を取得し資料作りに充てるのも一つの手段かもしれません。
銀行融資
銀行融資では、ソーラーローンと言ったプロパーローンが準備されています。
プロパーローンとは、金融機関独自のプランによってローンを組む商品のこと、不動産の購入や学費目的などでも利用されています。
利用目的のない借り入れよりも借入上限が高くなり、金利はだいぶ低くなるのが特徴です。
ソーラーローンは銀行によって条件が異なります。
大手銀行や地方銀行、ネットバンクやなどから条件の良いところを選びましょう。
審査は厳しいですが、公務員は共済保険に加入されていることでポイントが高くなるはずです。
金利も比較的低く設定されているので、いろいろと情報を集めてみましょう。
まれに、その銀行で住宅ローンを組んでいなければ、ソーラーローンを組めないということもあります。
気になる銀行で確認をとるようにしてください。
信販会社
信販会社が手掛けるのは提携ローンです。
銀行との間に信販会社が挟まるというイメージ、これまでの2つと比べると、審査もだいぶ楽になります。
手続きも信販会社がほとんど手掛けてくれることから、仕事の忙しい公務員の方の負担も軽くなるはずです。
ただしその分、3つの中で一番金利は高くなります。
高くなると言っても、急激に上がるわけではありません。
複雑な書類の準備を嫌う人も多いことから、利用する人が多い融資先となっています。
公務員が太陽光投資にローンを利用するメリット
それでは、公務員の方が太陽光投資を始める際に、ローンを利用するメリットを確認していきましょう。
公務員はソーラーローン審査に通りやすい
公務員の方はローン審査に通りやすいです。
共済保険>社会保険>国民保険の図式は今後も崩れることはない、それほど身分が保障されている職種になります。
ローンが通りやすいのは、太陽光を始めるにあたり大きなメリットです。
ソーラーローンには連帯保証人が必要ない
太陽光のローンに関しては、連帯保証人を付ける必要がありません。
公務員の方でも、誰かに連帯保証人をお願いするのはハードルが高いものです。
銀行が提供しているソーラーローンも原則連帯保証人不要をうたっています。
他のものに連帯保証人を頼まないで済むのもメリットの一つです。
公務員が太陽光投資でローンを組む時の注意点
次に、ローンを組む時の注意点を確認していきましょう。
変動金利には注意
公務員の方が太陽光のローンを組む時に気を付けてもらいたいのが、変動金利と固定金利です。
どちらを選ぶかは本人の自由ですが、必ずしも変動金利がお得とは限りません。
経済はこれからも先行きが不安です。
その不安から公務員でもできる副業として太陽光投資を選ばれたのではないでしょうか。
変動金利はこれから上がる可能性もあります。
固定金利の方がローン完済までの支払い金額が決まっており、計画が立てやすいかもしれません。
変動金利のリスクが高いことも視野に入れておき、金融機関探しをしましょう。
太陽光設備販売店のローンは十分に確認する
太陽光設備の販売店で進められたローンを組む際も注意が必要です。
公務員の方でもたまにいるのが、営業マンが気に入ったからすべてを任せたという人、この油断が大敵を招くかもしれません。
無駄に金利の高いローンを組まされていないか、よく確認をしておきましょう。
また、逆に金利が安いからと言って飛びつくのも危険です。
太陽光設備の機材に余計なお金が組み込まれており、金利の見た目を良くしている可能性もあります。
公務員の方は審査に通りやすいことからターゲットにされるかもしれません。
ローンを組む時は営業マン任せにしないよう注意をしてください。
公務員が太陽光投資のローン審査を通す秘訣
それでは最後に、公務員の方が太陽光投資のローン審査を通すための秘訣を、おさえていきましょう。
太陽光投資に詳しくなる
副業として太陽光を始めるのですから、詳しくなっていて当然かもしれませんが、現実問題、これができていない公務員の方もいます。
どの金融機関を選ばれたとしても、話をしている目の前の担当者が最初の判断を行うことから、権限がその人にある可能性が高いです。
その担当者が「この人、太陽光について何も知らずに始めようとしている」と判断すれば、ローン審査に落とされる可能性が高くなります。
もちろんローンが組めればそれだけ売り上げが上がることから、公務員の方と組みたいと担当者も考えることでしょう。
しかし、あまりにも知識がないと不安が生じ始め、支払いが滞るのでは?と怪しまれることもあるのです。
少なからず、太陽光で稼げる仕組みぐらいは把握してから相談に行くようにしましょう。
思い付きで始めたと相手にとられないことが、ローン審査を通すために大切です。
与信は問題ない?
与信とは、相手へ与える信用度のことです。
- 他に多額の借入がある
- 公共料金の支払いが遅れたことがある
- 大手携帯電話会社への支払いが済んでいない
など、与信に何かしらの影響を与えている場合、ローン審査を通すのは当然難しくなります。
もし与信に関し心配なことがあるときは、正直に担当者へ相談をしておきましょう。
あらかじめ話しておくことで印象が良くなります。
また、与信は自分のものだけとは限りません。
信販会社を利用する場合は、その信販会社の与信が関係してローン審査に落とされる可能性もあります。
信販会社をローン先として選ぶときは、信頼がおける会社を選ぶようにしましょう。
公務員としての勤続年数や年収について
公務員としての勤続年数や年収もローン審査に影響が出てきます。
審査基準は融資先によっても異なるので注意をしてください。
勤続年数が長いからと言って、ローン審査に通りやすいとは限りません。
年収が低くても、まだまだ勤務できる年数が長いとなれば、その方が有利に働くこともあります。
一概にこの内容だからいいとは言えないのです。
だからこそ大切なのは、担当者に相談すること、今までの傾向を聞き大丈夫かを審査前に確認しておきます。
公務員として30年務めてきたと自負する人もいるかもしれませんが、担当者と話すときは、謙虚にいきましょう。
ローン審査を無事に通すための秘訣です。
担保を利用するのも有り
担当者に正直に打ち明けたら「ローン審査は厳しいかも」と言われたなどの経験をするかもしれません。
その場合は、何かしらの担保を準備することで審査が通りやすくなります。
資産価値のあるものを準備できる公務員の方は、あらかじめ担保にすることも考えておきましょう。
資産価値が高ければ、ローン審査は通りやすいです。
まとめ
公務員の方でも、ローン審査が通るか不安になることもあるはずです。
太陽光を始めようといろいろ勉強したのに、初期投資のお金が準備できなくて断念することほど残念なことはありません。
公務員の方が太陽光投資を成功させるのは、いかに利益を出しやすくするかにかかってきます。
自分の状況に照らし合わせて、融資先を決定するようにしましょう。