- 「仕事を辞めたい」
- 「辞めたらどうなるのだろう」
- 「辞められるわけがない」
そんなことを多くのサラリーマンが一度は頭に思い浮かべたことがあるでしょう。
その思考の行く末に、実際に行動に移した人や想像だけの人などいくつもの選択肢があります。
仕事を辞める道を選んだ場合、その後どうなるのかなど明確な答えは誰も知りませんが、
現状では退職という道を選択しているサラリーマンは多く存在しています。
その人々が辞める理由や辞めた後の幸福度などよっぽどでなければ、だれも教えてはくれません。
そこで今回は、サラリーマンが仕事を辞める理由やその後について詳しくご紹介します。
もし、今ご自分が「辞めるか辞めないか」考えているようでしたら参考にしていただければと思います。
サラリーマンが仕事を辞める理由トップ7
まずは、ずばりサラリーマンが会社を辞める理由をトップ7ご紹介します。
7位 『ただ、働きたくない』
7位とはいえ、多くの人が一度は思ったことのあるであろう気持ちではないでしょうか?
- 「理由はないけれど」
- 「なんか疲れた」
- 「今日は休みたい」
- 「失恋したから仕事に力が入らない」
- 「朝起きたくない」
- 「電車に乗るのが憂鬱」
- 「好きなことだけやって暮らしたい」
そんな気持ちが日に日に大きくなってしまい、結果会社を辞めることになってしまいます。
6位 『周囲からの理不尽な評価』
社会に出ると人や周りからの評価はつきまとってきます。
常に評価されている社会に嫌気をさしてしまい、会社を辞めてしまいます。
具体的には、
- 「会社内で自分の評価に対してパワハラを受ける」
- 「長年勤めているのに評価が上がらない」
- 「休みの日にボランティアをさせられる」
- 「やること全部を否定された」
- 「美人じゃない自分に厳しい男上司」
- 「性格がブスだと言われる」
- 「ごますり上手になれと言われた」
など、とても理不尽な内容ばかりです。
5位 『不可解な社風』
社風は、良いものからこれはチョット行き過ぎなのでは…と思うものまで様々ですが、
なかには友人や家族に言えないいわゆる「ドン引き」するような説明しがたい事例もあります。
行き過ぎてしまうと、どこの会社で働いてるのかさえも言えなくなってしまうこともあるのではないでしょうか?
例としては、
- 「社長の交友関係について」
- 「忘年会や新年会などのイベントで毎回芸をせがまれる」
- 「会社の仕事がなくなり、毎日掃除」
- 「上層部が怪しい宗教に入っている」
- 「来期の方針をあみだくじで決める」
- 「部署担当が夕方前に突然いなくなり退社する」
などです。
4位 『我慢だらけの仕事内容』
仕事内容は業種によって多様に存在しますが、
なかには自分が望んでいないような仕事や上司からの理不尽な仕事配分に文句も言えず、我慢して向き合っている人が多くいます。
例としては
- 「IT系の会社に入ったのに毎日コピーを取る係」
- 「営業で売れ!売れ!売れ!と言われ続ける」
- 「食品会社んにて試食に明け暮れる日々で体調を壊した」
- 「毎日、血のりを作るだけ」
などです。
最終的には、
自分はなんでこの会社にいるのか…
なんで働いているのか…
など、精神的に追いやられてしまうこともあります。
3位 『過重労働の強要』
労働時間は、労働基準法で定められているはずが、
ブラック企業と言われれる会社は実際に存在しておりその会社では労働時間とはなんぞや!と訴えたくなるほど働かされている事実があります。
例えば…
- 「会社に20連泊以上」
- 「残業をしないように素早く仕事をするとまだ時間があると言われ、仕事を増やされて結局残業になる」
- 「残業を避けるために仕事を早くすると、できる!と思われて仕事が増える」
- 「締め切りまで時間がないので会社で作業をしていたら残業時間の制限をされて、自宅で作業した」
などです。
目をそらしたくなる事例ですが、これでは誰でも辞めたくなるでしょう。
こんな過重労働を強いられたら、近年問題視されている過労死が相次ぐのも理解できますね。
2位 『見通しが暗い給料』
お金=給料の問題は、誰もが一度は考えたことのある問題でしょう。(→サラリーマンのお小遣いの現状【効率よく増やす?地道に増やす?】)
お金が原因で、仕事を辞めたいとまで思ってしまう事例をご紹介します。
- 「新入社員の後輩と、勤続7年の自分との給料が同じ」
- 「残業手当、ボーナス全く無し」
- 「通勤手当が月6万(出張込み)」
- 「自社ブランド製品の購入が必須で生活が苦しい」
などです。
1位 『修復困難な人間関係』
人間関係…これは一生つきまとう課題でしょう。
会社で一度人間関係に問題が起きてしまうとその後の回復はとても時間がかかります。
円満にうまくいけば良いのでしょうが、そうとも限らず誰かが仕事を辞める羽目になってしまうことも多くあります。
中には、自分だけ嫌な思いをしている!と感じている人も少なくありません。
相手にとっては普通に接しているだけなのに…と、話す余地もありません。
事例としては
- 「後輩がちゃらい」
- 「先輩が食べ物を口にくわえながら話しをしてくる」
- 「女性ばかりの会社で仲間外れにされている」
- 「誰からもお昼に誘われず、毎日一人」
- 「隣の先輩の体臭がキツイ」
- 「新しく入ってきた新入社員が彼の元カノ」
などです。
辞めた後、幸せなのか
ー幸せな場合ー
多くの人が仕事を辞めた後に、辞める前よりも幸せ!と言っています。
その理由は嫌な仕事を辞められたから…です。
新しい職が見つかろうと見つからないと関係ありません。
まずは、その嫌な仕事から抜け出せた幸せを感じます。
そして、もし新しい仕事が自分にとても合っていた場合ややりたかったことなのであれば尚更幸せを感じることが出来るでしょう。
ーそうでない場合ー
そうでない場合というのは、新しい仕事にも恵まれなかった場合でしょう。
こうならないためにも、辞めると決めた暁には転職活動はしっかりと行う覚悟が必要です。
貯金がそこそこある場合などは、あえてすぐ定職につかず自分と向き合う時間を作って、未来の幸せに向かって確実に歩き直すという事も選択肢の一つです。
どちらにせよ、辞めた後の自分のビジョンをしっかり持つ事は大事です。
仕事を辞められない理由
辞めたい理由はあるのに、実際には仕事を辞められずにいる人は多くいます。
その理由を2つご紹介します。
1:周りからの評価
- 「仕事を辞めたら友人や家族、同僚などからなんて言われるのだろう…」
- 「どんな風に見られるのだろう…」
- 「今までの良い人間関係がなくなってしまうのではないか…」
など、辞めた後の自分がとても孤独に見えてきてしまいます。
これはどんな事も共通する課題ではあります。
環境が変われば付き合う人間も変わる。
何か行動を起こせばそれを良いと捉える人、それをダメだと捉える人、2つの評価があることを分かった上で仕事を辞める決断をしなければなりません。
本当に今の仕事を辞めたいのであれば、未来は自分で変える!という勇気を持ちましょう。
2:転職に成功する自信がない
今の仕事を辞めたら確実に職を失い、そのままでは生活が出来なくなります。
しかし、本当に今の仕事を辞めてもっと明るい未来を作りたいのであれば、転職をする自信を持ってください。
転職は必ず通る道です。
心に余裕を生み出す副収入を持つ
最近では、サラリーマンの人も本業ではない場所で副収入を得ても良いとされてきています。
今の仕事を辞めたい!と考えている人のなかで、主に精神的なストレスが理由の人には「副収入を得る」という解決案があります。
本業が時間的に大変でそれが結果的に精神状態を悪くしてしまっている場合は、当てはまりにくいですが、例えば、
- 「本業だけではお金が足りない」
- 「同僚や上司と仲良くできない」
- 「一人の時間がない」
- 「気持ちを切り替えたい」
など精神的な問題が全面に現れてしまっている人は考えてみても良い解決案です。
副収入と言ってもその方法や収入状況も様々ですが、まずは「自分が楽しくできる」というポイントを忘れずに方法を探してみましょう。
以下、副収入を得る方法と収入目安をご紹介します。
1:ショップなどでのアルバイト
学生さんや主婦の方などと一緒に働くバイトです。
これは、バイトをする時間が多いほど収入は上がりますが、サラリーマンで副業として行う場合、
例えば「1時間=1,200円で日曜日6時間」入ったとして月に稼げる額は「おおよそ3万円前後」です。
2:ポイントサイト
これはいつどこでも携帯やスマートフォンを持っていればできる副業です。
いつでも一人でやりたいときにできるのでゲーム感覚で取り組めます。
リフレッシュの一つとして行ってみましょう。
しかし、単価がとても低いため多く収入を得たい人には不向きです。
多くのサイトでは、1つの質問につきポイント2~30ポイント獲得程度です。
3:ネットオークション
インターネット上でオークションに品物を出品する副業です。
出品したら後は高額で買い取ってくれる日人が現れるまで待つだけなので手間がかからずに楽な方法です。
しかし、なかにはネットオークションにハマりすぎて仕事そっちのけ..という人もいるそうですので、ほどほどに行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サラリーマンが仕事を辞める理由は、心の問題からお金の問題など多くの理由がありました。
そして辞める決断かできるのか、さらには転職に成功できるのかなど、仕事を辞めたいと思っても、やることは山積みです。
もし、会社を辞めず、今の仕事をしながら心をより穏やかにするという道を選ぶのであれば、その解決策の一つに副収入を得るという方法もあります。
どちらにせよ、自分の未来は自分で切り開いていくことを忘れずに進んでいきましょう。