【公務員の副業】太陽光投資の詐欺実態!上手い話には裏がある!

太陽光投資についてネット検索すると、「太陽光投資が公務員の間で今、熱い」と言ったサイトが見つかるでしょう。

それだけで太陽光投資案件に関して安心する人もいるかもしれません。

ただ、その安心感を利用して詐欺を働く人がどうしてもいます。

太陽光投資にまつわる甘い言葉には必ず裏があります!

今回の記事では、太陽光投資の詐欺の実態を解説していきます。

➤➤➤なぜ、今、太陽光発電なのか?

公務員の方は要注意!太陽光投資詐欺の4つの手口

それでは、公務員の方(サラリーマンの方も同様)に気を付けて欲しい太陽光投資詐欺の手口を紹介します。

①日射量などのデータ改ざん詐欺

太陽光投資の胆は、日射量による発電量です。

売電価格は固定されていることから、設置後は日射量が太陽光投資の成功を左右します。

このシミュレーションを投資開始前に水増しで報告する詐欺も横行しました。

実際に投資を始めてみると、シミュレーション通りの収入が得られない状況です。

中には自然界の摂理を無視し、曇りや雨を度外視したシミュレーションを作る詐欺業者もありました。

本来は自身で調べるべきですが、仕事が忙しくなかなか調べることができません。

そこで詐欺業者の営業マンは言います。

「これだけ条件がいいので他の公務員の方からもいいお話をいただいています」

ここで食いつかなければ実際に売れたことにし、新たな水増し案件を提示してきます。

一度いい案件を失ったことで、次こそは購入を決意させる流れです。

そんなのには騙されないと思われるかもしれませんが、実際に体験すると信じてしまう方も少なくありません。

詐欺業者は言葉巧みに信頼を勝ち取ろうとしてきます。

そして太陽光投資開始後、シミュレーション通りにいかない事実を目の当たりにし、詐欺だったと後悔するのです。

②架空の太陽光設備を売りつける

実際にない架空の太陽光設備を売りつける詐欺もあります。

融資の通りやすい公務員の方は詐欺業者からのターゲットにされており、名簿も出回っているようです。

公務員は一部の副業が禁止されていることを逆手にとり、始めやすい太陽光投資を勧めてきます。

仕事中に職場にしつこく電話をかけてくる詐欺業者もいるようです。

営業マンは公務員の方がしつこい仕事中の電話に対し、怒ってくるのを待っています。

あなたに、

「仕事にならない!謝りに来い!」

と言われたら喜んで会いに来ることでしょう。

詐欺業者の営業マンは、とにかく公務員の方に会いたくて仕方ないのです。

そこでひたすら謝り、電話の時のギャップから信頼を得ようとしてきます。

これは、マンション販売にも利用された手法です。

公務員を怒らす

感情が表れている証拠

腹を割って話せるチャンス

という手法です。

ここで誠心誠意謝り、誠実な人物像を見せつけ、話しているうちにいつの間にか架空の太陽光設備の話にこぎつけるのです。

契約後、手付金などの支払いが実行されると音信不通になるのがこの手の詐欺です。

音信不通になったことで詐欺被害にあったことに気が付きますが、時すでに遅し。どうにもできません。

被害届を出すことはできますが、お金が戻ってくる可能性は極めて低いようです。

③計画倒産詐欺

計画倒産詐欺もあります。

この手の詐欺は、いろいろな場面で利用をされますが、太陽光投資でも実際にありました。

太陽光設備を購入いただいたあと、施工をせず倒産する詐欺です。

この詐欺は、たとえ詐欺業者が雲隠れしておらず裁判ができたとしても、計画倒産詐欺が認められる可能性が低いという点が厄介です。

計画的に倒産したかどうかは、詐欺業者本人にしかわかりません。

業者側が計画的倒産を認めなければ証拠を集める必要がでてきます。

結局、裁判を行う費用の方がかさみ、被害者が泣き寝入りする可能性が高い詐欺です。

④太陽光設備に関する嘘の説明詐欺

「一度設置をすれば太陽光設備のメンテナンスは一切不要」と、虚偽の説明をする詐欺業者もあるようです。

設置費が他社より高いのは、

  • 壊れないから
  • メンテナンスが充実しているから

など、もっともらしい内容を並べ信用を得ようとします。

最初にかかる初期費用だけで、ランニングコストはかかりませんと言う説明は考えられません。

リスクがゼロのように話す業者には必ず裏があります。

騙されてはいけません。

太陽光投資詐欺に騙されないためにできる4つの対策

ここからは、公務員の方が詐欺に騙されない4つの方法を解説します。

①名刺をもらい会社を調べる

詐欺業者でも、信頼を得るために必ず名刺を持ってきます。

その名刺にかかれた会社を調べましょう。

これはどの詐欺に対しても行える基本中の基本の対策です。

まずはネット検索して、本当に実在している業者かを調べます。

ネットでその会社の存在が明らかになったら、ネットに記載されている電話番号を利用して、名刺をくれた社員に電話をしてください。

問題ない電話番号かも検索しましょう。

会社、担当社員が確認できたら、その会社の口コミも確認します。

住所で検索した結果から得られる情報もあります。

Googleマップを利用して、そこにオフィスがあるかも確認をしましょう。

太陽光投資を始めるには、1,000万円近くの資金が必要です。

それだけの金額を託して大丈夫な会社なのかをしっかりと調べておきましょう。

②シミュレーションは自分で行う

太陽光設備に関するシミュレーションを、他人任せで終わらせてはいけません。

日射量は、ネットを利用して誤差がないかを知らべてください。

詐欺業者はあの手この手で信用を得ようとしてきます。

公務員の方の質問もある程度予測をし、その都度答えを用意しているかもしれません。

相手がした説明以外の方法で調べるようにしましょう。

③複数の業者から見積もりをとる

太陽光投資を始めるにあたり、一社のみで判断をしてはいけません。

複数社と相談をするようにしましょう。

公務員の方が太陽光投資に興味を持つきっかけが詐欺業者だとしても、その詐欺にひっかりさえしなければ問題ないのではないでしょうか。

太陽光投資自体が詐欺ではなく、それを利用した詐欺業者がいるだけ、始めることは悪いことではありません。

複数の業者から話を聞くことで、違和感に気付けます。

一社で決めることが無いようにしてください。

④太陽光投資に関する最低限の知識を得る

知識不足が詐欺に遭う最も大きな要因でしょう。

太陽光投資のリスクをもとから知っていれば、詐欺業者の説明に対し指摘ができ、相手に「これは騙せない」と言った考えを持たすことができるのです。

相手はあなたが太陽光についての知識を得る前に契約を済まそうとしていきます。

下手な知識を得られるのが嫌だからです。

相手の嫌がることはどんどんしましょう。

本業で忙しいかもしれませんが、詐欺に遭わないためにも太陽光に関する最低限の知識を得るようにしましょう。

まとめ

ローンが組みやすく本業で忙しい公務員の方は詐欺業者に狙われています。

ただ、詐欺被害を未然に防ぐことはできます。

太陽光投資が悪なわけではありません。

正しい知識と本物の業者を見分ける力があれば、問題がなく始められる魅力ある投資です。