副業というとサラリーマン向けのように感じる方も多いかもしれませんが、
近年、ハンドメイドアプリの人気が右肩上がりに伸びていき、
ちょっとした小遣い稼ぎを自宅でしている主婦たちが、今では「小遣い以上を稼げる主婦」に変化を遂げています。
でもハンドメイドアプリもいろいろあって、どれから始めればいいか分からない方もいらっしゃるかもしれないので、
今日は、ハンドメイドアプリのそれぞれの特徴をまとめてみたいと思います。
人気のハンドメイドアプリはこれ!オススメアプリ5選!
数あるハンドメイドアプリの中でわたしがオススメするアプリを5つご紹介いたします。
minne(ミンネ)
GMOぺパポ株式会社が運営しているminne(ミンネ)は、ハンドメイド作品を公開・販売・購入が出来る業界屈指のハンドメイドアプリです。
開設日は2012念1月と意外と最近で、後で紹介するCreema(クリーマ)よりも2年近く新しいアプリですが、
2015年に放送された水川あさみさんのCMで一気に知名度が上がったようで、現在は累計700万ダウンロードを超え、必ず検索上位に上がってくるほど認知されています。
出品数は驚きの約500万点以上! しかも出品数が数えきれないほど日々増加し続けているので驚きです。
扱うジャンルは
- アクセサリー
- ファッション
- スマホ関連
- 手芸用品
- ベビー用品
- 陶器やガラス細工
- パーツや素材
など多岐に渡り、今年に入ってから食品ジャンルも扱うようになって、さらに幅広くなりました。
また、低価格帯の商品もたくさん出品されているので、使用ユーザーが20代の若者層に多いという特徴があります。
商品が売れた場合は、販売手数料が一律10%かかるのでお忘れなく。
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Creema(クリーマ)
こちらもハンドメイドアプリとして規模の大きい有名なアプリです。
サービス開始はminneよりも早く、2010年6月に赤丸ホールディングス株式会社によってサービスが開始されました。
初期はスタンダードプランとライトプランに差がありましたが、2013年4月よりその垣根がなくなり、より出品しやすい設定となりました。
現在、作家数は9万人、作品数は約400万点以上!
作家数だけを見るとminneの方が圧倒的に多いですが、それだけ他と異なる職人たちのこだわり作品が並びます。
特に、陶芸家や家具職人、革職人など、さまざまなジャンルの腕利きの職人さんたちが出店しているところが大きな特徴です。
そのため、minneと比べると全体的に価格帯が高めに設定されているので、使用ユーザーは30代が圧倒的に多いようです。
また、メンズやウェディングカテゴリーがあるところや、海外販売が可能であるという点も、Creemaがminneと異なるポイントです。
minneと同様、Creemaも販売手数料がかかりますが、Creemaは作品のジャンルによって手数料が8~12%と違いがあります。
ここでひとつ、ハンドメイドで副業にするポイントですが、
- 低価格で販売頻度を上げる方法を狙うか
- 販売頻度は少なくても高価格帯での販売を狙うか
この二つのどちらで副業に取り組むかを、自分の作品のジャンル等を踏まえて決める必要があります。
BASEクリエイター
BASEクリエーターは、BASE株式会社が運営する「30秒でネットショップを作る」といううたい文句の通り、
複雑な知識や費用も不要で、個人で簡単にネットショップを作れるサービスです。
minneやCreemaは、どちらかというと、“自分の作品を並べるギャラリーを持つ”という感覚ですが、
このBASEにはネットショップのデザインを簡単にカスタマイズできる機能が付いているので、“オリジナリティのある個人のネットショップ”を持つことが出来ます。
しかも開業費・維持費一切無料で作れるので、“無料のECサイト”とも呼ばれていて、
現在では累計300万ダウンロードを突破し、出品店舗数はハンドメイド40万店舗を超えています。
また、無料で「BASE Mag」というキュレーションメディアに露出出来るので、各種ECサイト管理者に対して自分の商品をアピール出来るという大きなメリットがあります。
なので、個性的で洗練されたアイテムや一風変わったとがった作品をアピールするにはとてもオススメの媒体です。
店舗数が多い分、他のネットショップとどう差別化していくのかが、ハイドメイドで副業をする上でのカギになります。
BASEは販売手数料ではなく、決済方法によって決済手数料が3.6%または6%発生します。
ラクマ(旧:フリル)
ラクマ(旧:フリル)は株式会社Fablicが開発したフリマアプリで、ハンドメイド専門アプリとはちょっと異なりますが、
「女の子のためのフリマアプリ」のコンセプト通り、おしゃれしたい10代20代女子に特に支持されているアプリです。
実は日本初のフリマアプリで、メルカリよりも先にこの手のサービスを開始した、フリマアプリの先駆者的存在なんです。
ラクマの一番大きな特徴は「販売手数料がタダ」という点です。(2016年10月1日から無料化サービス開始)
一般的なハンドメイドアプリやフリマアプリは販売が成立した場合、必ず「手数料」が8%~12%取られてしまいます。
そのため、高額商品になればなるほどその負荷は大きく、せっかく売れても手元に入る金額は思っていたよりも少ない・・・ということがよく生じます。
しかしフリルの場合は販売手数料が無料なので、売買成立価格=売上、ということになります。
お得ですよね?
※2018年6月4日(月) 10:00より、商品が売れたなら商品価格の3.5%が販売手数料として引かれることになりました。残念。。。でも他社と比べたら、3.5%はお得ですよね~。
ただ、売上金の振込申請可能金額がラクマとメルカリに差があります。
メルカリは211円から、フリルは1,000円から振込申請が可能になります。
でもどちらのアプリも、売上金が10000万円以下の場合は振込手数料が210円かかるので、売上金が211円の状態で振込申請する方はまずいないと思います。
なので、メルカリの「振込申請211円から可能」といううたい文句は利用者にあまり響かないようにも感じます。
10000万円以上だと振込手数料無料になるのはメルカリもラクマも同じです。
メルカリ
メルカリもハンドメイドアプリというよりもフリマがメインのサービスととらえられがちですが、
「ハンドメイド」というカテゴリーもきちんとあるんです。
スマホから3ステップで簡単に出品できるという手軽さで、現在ではアプリダウンロードが累計5000万を超えるという、利用者が圧倒的に多い、勢いのあるアプリです。
先ほどもお伝えしたように、メルカリはフリルと違い、販売手数料が一律10%かかってしまうので、その10%の手数料を見込んだ価格設定をする必要があります。
また、メルカリには「評価制度」があるので、評価が少ない人や悪い評価がついている人との売買を敬遠されてしまうという嫌いがあります。
その証拠に、一部のメルカリユーザーのプロフィールの中には「無評価の方・悪い評価のついている方との取引はお断りします」というような一文が書いてあったりもします。(本当に一部ですが)
「評価=信頼」に繋がるので、副業として自分の作品を販売したいのであれば、販売前に評価数を稼ぐために何回か他の人の商品(アパレルでも小物でも何でも可)を購入して、取引回数と評価数を増やしておくことをオススメします。
また、メルカリを実際に使用してみて感じるのは、メルカリ利用者の多くは「値下げ交渉」を希望している場合が多いという点です。
なので、もし値下げを考えていないハンドメイド作品の場合でしたら、商品ページに予め値下げ交渉は承っていないとの意思を書いておく手間も必要かと思います。
ただ、利用者が圧倒的に多いアプリなので、「いいね!」機能や商品閲覧数カウント機能を活用して、自分の作品の第三者からの反応を見るために使える便利なツールと言えるでしょう。
最後に
今日は、一言にハンドメイドアプリと言っても様々な媒体があるということをお伝えしました。
自分の作品スタイルや販売スタイルに合わせた媒体を選ぶことは、これからハンドメイド品を副業にしていく上でとても重要なポイントと言えるでしょう。
また、アプリによってユーザー層に違いがあるので、複数の媒体を掛け持ちすることもオススメです。
今の時代には自分の特技やひらめきを生かした自宅副業方法が数多く存在しています。
次回は、今日ご紹介したハンドメイドアプリの中から「minne」についてさらに詳しくご紹介したいと思います。