FXシステムトレードは全部で5種類?メリット・デメリット徹底解説

FXにおけるトレード方法には大きく分けて本人が考える様に行う「裁量トレード」とあらかじめチャートを解析し、この地点びなったら買い、この地点になったら決済するというルールをきめてそのルール通りにトレードを行う「システムトレード」と呼ばれる方法が存在します。

FXにおいてこの方法をしっかり理解しておくことは大切です。

今日はシステムトレードについてご説明していきたいと思います。

システムトレードとは?

「システムトレード」というと自動売買という言葉がでてきそうですが、実は自動売買のみを「システムトレード」と呼ぶ訳ではありません。

システムトレードには5つの種類が存在しており

  • 選択型
  • 売買シグナル型
  • 未来予測型
  • プログラム型
  • リピート型

の5つに分かれます。

選択型

選択型とはMT4のミラートレーダーやインヴァスト証券のシストレ24などのあらかじめ組んでいる売買プログラムを私達が選んでいくというものになります。

これが世間の「システムトレード」のイメージに近いのではないのでしょうか。

売買シグナル型

次に売買シグナル型ですがこちらはよくインジケータとよばれるものになります。

海外ではMT4、MT5、日本では各証券会社の中に移動平均線やボリンジャーバンドと呼ばれるテクニカル分析を行う為に作成されたインジケータが搭載されております。

このインジケータはチャートや為替の終値などを数式などにあてはめ可視化したものになります。

これらのインジケータをつかってルール化したものを売買シグナル型では使用いたします。

具体的に説明すると35日移動平均線が200日移動平均線を上抜けたら買い、200日移動平均線を35日移動平均線が下抜けたら決済と同時に売りというように明確なルールを設けることです。

各インジケータにはこのような買いサインや売りサインが出現すると矢印が出現するものもあります。

未来予測型

未来予測型は現在のチャートに独自のアルゴリズムによって算出された”未来のチャート”が描かれます。

この未来のチャートを見ることによってどこでポジションをとるのか、決済するかを決めます。

プログラム型

プログラム型は自分で作成したプログラムを元にトレードを行う方法となります。MT4ではエキスパートアドバイザーが有名ですね。

自分でシステムをくんだり独自のプログラムを使用するため一番自由度が高いのがこのプログラム型となります。

リピート型

最後にご紹介するのはリピート型と言われるもです。

系統的には選択型に類似しているのですが「買いか売り」かを判断するのではなく何円〜何円の幅で為替が動く(レンジ)のかというのを予想するのがトレードとなり従来のトレード方法と大きく異なります。

リピート型で有名なのがトラリピ、ループイフダン、iサイクルといったものです。

これらは100.000から1円下がるごとに1万通貨ずつ買っていき100pipsの利益がでたら利益確定、基本損切は考えず売買を行います。

そして肝であるレンジですが125〜75円の間で動くと予想したとしましょう。

この場合は75円になったら強制ロスカットされますが75円にならない限り負ける事がないというシステムなのです。

こんな魅力が!システムトレードのメリット

システムトレードのメリットはなんといっても決められたルールに従ってトレードを行うため、どの型のシステムトレードを選んだとしても、過去のチャートや過去のチャートをリアルタイムで表示させるサービスで実際自分のトレードを行なっていた場合どの様な結果になったか分かることです。

FXにおけるトレードを始める際まずどの様な手法でトレードを行った場合どの様な結果になるか(勝てるのか、負けるのか)調査する必要があります。

これをしないでトレードするということはどう売買したら勝てるか分からないので要はギャンブルということになります。

また「裁量トレード」とはシステムトレードをやっていないのであてずっぽうなのでは?と感じるかもしれませんが、勝てる裁量トレーダーはいくつものシステムトレードをおこなっており体感的にどの場所で売買をおこなったら利益が残るかを知っているからできる技です。

それでは上記の5つの型のシステムトレードのメリットを見ていきます。

選択型のシステムトレードのメリット

最初は選択型ですが売買プログラムを購入または無料で入手することが出来るためトレードの基本である”手法を探す”という行為をしなくて済みます。

また最初から勝率が高い手法を見つけることが出来ればプロのトレーダーと同じトレードが出来るためトータルで利益をだす可能性が大幅に上昇いたします。

売買シグナルのシステムトレードのメリット

次に売買シグナルです。こちらはその名が示す通りシグナルが出るためどこで売買するのかシグナルがでるため非常に簡単にトレードが出来ます。

自分で難しい事を考える必要が全くないので万人向けです。

未来予測型のシステムトレードのメリット

三つ目の未来予測型ですが、これはもうすでに未来のチャートがチャート上に表示されている為、その示すチャートではどの様にポジションをとったら利益がでるか見定め、売買します。

未来が分かっているので簡単に勝てますね(笑)

プログラム型のシステムトレードのメリット

4つ目のプログラム型では自由度が高い為様々な相場にあったシステムトレードを構築することができます。

変化の多様な為替相場において様々な状況に対応可能ということはとても重要なことです。

忘れてはいけない!システムトレードのリスク

システムトレードを勉強していくとどの型を使用しても勝てるんじゃないかという発想にいたります。

ですが、システムトレードをするだけで勝てるのであればFX市場は95%も負ける人は出てきません。

つまりシステムトレードを行っても負ける人は負けるのです。

なぜシステムトレードを使っても負けるのか?それは「投資家心理」と「リスクヘッジ」が要因になります。

ネット上に勝てるデータが出ているシステムを見つけるとすぐつかってしまいがちです。

そして使ったシステムで負けると新しいシステムへこれを何回も繰り返してしまうのです。

FXは常に勝ち続けることが出来るものではありません。

なので勝ちや負けといった一回一回の損益を通算して利益を積み上げていくのです。

つまり一時の負けを供用できず常に勝ちを求めていると最終的には必ず負けるということです。

次に「リスクヘッジ」ですがシステムトレードはどの様な相場でも勝てるような聖杯ではありません。

必ず得意な相場不得意な相場が存在します。

その為一つのシステムのみを使用してると勝つ時はがっつりかちますが負ける時はがっつり負けるということになります。

上記のリスクヘッジをするためにレンジ型のシステム、トレンド型のシステム、高いボラティリティ、少ないボラティリティの時などの合計値が安定的に勝てる様、様々なシステムを用いて調整します。

これによって年利なども出せるため複利の効果もだすことが可能です。

システムトレードの選び方

システムトレードの選び方ですが資産運用を堅実に行っていくのであればまずリピート型をおすすめします。

過去チャートをさかのぼってレンジ幅を過去最大〜過去最低で算出すればよっぽどのことがない限りは強制ロスカットにかかりません。

そのため安心して利益が増えたらロットを増加することが可能です。強制ロスカットの際は資金の30%の損切にすれば証拠金は増加することでしょう。

リピート型が一つ確立したのであれば次はどの型でも良いのですがわかりやすい売買シグナル型が良いです。

リピート型とはちがって放っておくのではなくどのシステムがどの相場と対応しているか見定めることが重要です。

まとめ

システムトレードはそれさえやっていれば良いという幻想はなくなりましたね(笑)

やはりFXは簡単に勝てるということはないようです。

しかしシステムトレードを用いることによってトレードを有利に進めることは可能なので勉強は必須です!

自分で決めたルール(損切りや利益確定)が守れない人には合っていると思います。また、自分の取引手法が確立されている人はFXシステムトレードとして構築してはいかがでしょうか?

ABOUTこの記事をかいた人

岩井 隆史

投資家 大阪出身 両親が海外転勤が多かったため、幼少期から海外で生活。 日本と海外での働き方の違いを感じ、会社に依存しない生き方を提唱。 株やFX、不動産を中心に投資家として活動。