先日、サラリーマンとして習得した技術やスキルを副業として販売できるココナラの始め方をご紹介しました。
ココナラに代表されるスキルマーケットでは、自分の得意を出品することができ、
しかも出品にかかる費用は無料なので、売れないからと言った理由で損をすることはない、ということを解説しました。
登録したからには少しでも収益につなげたいですよね。
そこで今回は実践編!
- 出品後、どうしたらオファーが来る?
- 気を付けることはある?
ということをテーマにお送りしていきます。
サラリーマンの特技を副業に変える「ココナラ」の実践法
➤礼儀の有無は人間性を語る!
礼儀というのは、現実社会でも副業の世界でも何よりも優先するべきことでしょう。
あなたがココナラで
- 「〇〇を完成させます」
- 「〇〇のお手伝いをします」
という出品をしたにも関わらずその約束を果たせないなら、「話が違うじゃないか!」と購入者から怒られるのは目に見えてますね。
出品する際は、できないことは正直に「できません」とお伝えするようにしましょう。
どうしても購入につなげたくて、出来なさそうなことを出来ると言ってしまうと自分で自分の首を絞めることになります。
また、「〇〇までに完成させます」といった約束の期日も守るようにしましょう。
時にはどうしても不測の事態が発生して期日に間に合わなくなってしまうこともあるかもしれませんが、
その際は事前に購入者に連絡をして、せめて誠意だけは伝えましょう。
取り引きは評価を返すまで!という心構えでいる
少し話が出品した商品を最後まで完成させた時に飛びますが、礼儀の話に関連してお話しさせてください。
取引が完了したら、相手への評価を入力することで相手に感謝の気持ちと礼儀を返すことも大切です。
「支払ってもらったあとは用無し。さようなら。」
これではあまりにも冷たすぎます。
相手の良かったところなどをコメントして、次回にもつながるような気持ちの良い終わり方を心がけましょう。
評価の数や良い評価は、他ユーザーからの新規注文につながるポイントのひとつです。
取引相手に評価を書いてほしいなぁと思うのなら、自分がまず相手への評価を丁寧に投稿する習慣を保ちましょう。
コツコツとした作業に思えるかもしれませんが、丁寧な評価は必ず次の仕事へつながります。
顔が見えない取引であることをいつも意識する
当たり前のことすぎるかもしれませんが、インターネットを介して行われる取引には、相手の顔が見えないという独特の性質があります。
すると、現実世界では気を付けている礼儀やマナーというものがついついおろそかになってしまう人が多く見受けられます
「どうせこの人とはもう関わることはない」
などと思って面倒くさくなり、普段の生活ではしないようなぶっきらぼうな態度をとってしまうと、どうなるでしょうか?
ビジネスの世界で、1人のお客さんが10人のお客さんを連れてくると言われるように、1人が離れると10人が離れてしまうことも無きにしも非ずです。
かといって全員に愛想を振りまいて、自分を追い詰めるようなことは絶対にしないでください。
後々しんどくなりますよ。
大事なのは自分の限界と礼儀のバランスです。
サラリーマンとして会社組織で培ったマナーを示しつつも、自分のできる範囲の依頼を提供(販売)しましょう。
➤本人確認で信頼性アップ!
ココナラの登録が済んだら提供するサービスを投稿する前に本人確認の認証を済ませておきましょう。
本人確認を行うとプロフィールに「本人確認:済」と表示されます。
すると、サイトからの信頼も上がり、購入者から見ても安心感があります。
本人確認が取れていない人だと、
「この人何者?…やたら自分のスキルを語ってるけど、悪いことしてはアカウント停止されて、また作って…を繰り返してる人なんじゃ…」
と購入者は考えます。
全く同じサービスを提供している人が複数人いたら、本人確認できていない人よりも確認できている人を選ぶ方がほとんどでしょう。
それほど、本人確認の認証というのは簡単な作業でも大事なポイントなので、真っ先にやっておきましょう。
ちなみに、個人会員の場合、本人確認申請時には以下のいずれかを提出する必要があります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票(※1)
- 住民基本台帳
- 在留カード(外国人登録証明書)
- 国民年金手帳
- 共済組合員証
- 身体障がい者手帳
- 運転経歴証明書
ココナラヘルプより抜粋
でもマイナンバーは申請に使用できないので注意してください!
※1: マイナンバー法(番号法)に基づき、個人番号(マイナンバー)の記載された住民票は、本人確認書類としてご利用いただけません。住民票を本人確認書類として利用される場合は、個人番号(マイナンバー)が記載されないよう申請時にご留意ください。
ココナラヘルプより抜粋
➤充実したプロフィールでプラスの印象を!
購入者というのはサービスを見て即決するほど簡単な行動には走りません。
購入する前に出品者のプロフィールを読んで、その人がどんな人なのかを見極めます。
そこで表示されているプロフィールが質素すぎるとプラスで得られる情報がないため、購入する決め手に欠けます。
せっかく自分のサービスがその人の目に留まったのですから、その大事なお客さんを逃すわけにはいきません。
特に、ココナラ初心者は実績がどうしても不足しがちです。
実績だけで購入を判断されるとほぼほぼ選ばれることはないでしょう。
ただ、たとえ実績では負けている初心者だとしても、プロフィール欄では彼らと同等に戦えます。
初心者ほどプロフィール欄を充実させ、
- 自分がどんな人で
- どんなスキルを持っていて
- どんなサービスを提供できるか
- どんな風にお客様のニーズに合わせることができるか
などの“やる気情報”をプラスしましょう。
でも、“盛りすぎ”には注意してくださいね!
あくまでも集客にとってプラスとなる“事実”をプロフィールに記載しましょう。
➤トップ画像で個性と“熱量”を伝える!
初期設定だとトップ画像はただのグレーの背景になっています。
見た目的にも正直やる気が伝わってくる気配はありません。
それなのに、意外とこのグレー背景のまま活動を続けている人がいるんですよね。。。
初期設定をそのまま使用するよりも、自分の出品に関係にある画像だったり、自分の顔写真だったりを設定して、
「自分はこんな活動してますよ!こんな人ですよ!」という個性をアピールしましょう。
「仕事を発注してほしい!」という自分の“熱量”が伝わる画像を設定することで、購入する側も「この人がんばってるな~」という印象が伝わり、チェックしてもらえる確率も高くなります。
また、トップ画像が初期設定のままだと、アカウントだけ作って放置されている印象も受けます。
なので、忘れずに設定しましょう。
フリー画像や写真販売についてはこちらの記事をご覧ください。
➤リクエストボードで“小ネタ”探し!
ココナラにはリクエストボードという機能が存在します。
リクエストボードというのは、購入者からの「実際にこういうのをやってほしい!」というリクエストを見ることが出来る掲示板です。
その掲示板に自分ができそうなリクエストが出ていたら、出品者であるあなたからオファーすることも可能です。
ココナラは出品するだけの受け身体制しかとれないサイトではなく、こちらから働きかけることも出来るシステムになっているのです。
また、リクエストボードをチェックすることで、自分の得意分野に関することをリクエストをしている人がどういった形でサービスを提供してほしいのか、ニーズをリサーチすることが出来ます。
ですので、自分が出品するサービスのヒントにつながります。
受注につながる小ネタが転がっている機能ですので、ぜひ活用しましょう。
まとめ
今回は、サラリーマンの特技を副業にできるサイト「ココナラ」の実践編をお届けしました。
- プロフィール設定=売り出し方こそが重要
- オファーがすぐに来ることはないため根気が必要
- 受け身だけではなく、自分から働きかけることも大事
- リクエストボードはニーズをリサーチできる便利なツール
ということでした。
どの世界でも「0」から「1」を作り出すのがとても大変なことです。
そこを乗り越えずして「俺には才能がない、時間の無駄だから辞めよう」と諦めるのではなく、
まずは「1」を目指して、根気強く取り組んでみましょう。