これから副業を始めようというあなたへ

これから副業を始めたいというあなたへ

このコラムを読んでいただき、ありがとうございます。

このコラムを読んでいるということは、少なからず、あなたは副業に興味があるということだと思います。ひょっとしたら、今の仕事や給料、残業時間などに不満を持っていて、「何とか現状を変えたい」「会社に頼らない生活をしたい」という強い決意で、このコラムを読んでいるかもしれません。

そもそも副業とは何でしょうか?

国語辞典で「副業」という言葉を調べてみると、「本業のかたわらにする仕事」と書いてあります。つまり、もしもあなたがサラリーマンであるならば、「週末や空き時間を使って、かたわらにやる仕事」が「副業」ということになります。

もしもあなたが主婦ならば、「家事のかたわらにやる仕事」が「副業」ということになります。

実際に「副業のリスク」はどれくらいあるのか?

さて、ここで質問です。あなたは副業と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?

「何となく面倒くさそう……」というイメージでしょうか?

「やってみたいけれど、失敗して借金をするのが怖い……」というイメージでしょうか?

それとも「少しでもお金を稼ぎたいけれど、何をすればいいのかよく分からない……」というイメージでしょうか?

このコラムでは、「あなたが副業で確実に稼ぐための方法」をご紹介しますが、副業は面倒くさいものでも、怖いものでもありません。

もちろん、副業を始める際に、「何となく面倒くさいな……」というのは誰もが感じることですが、もしも副業に手間をかけるのが嫌であれば、手間のかからない副業を選択することも可能です。

もしもリスクが怖いのであれば、借金などのリスクを取らない形で副業を始めればいいでしょう。あなたができることから、自由に始められる。これが副業なのです。

そもそも、副業は「あなたが必ずしもやらなければならない仕事」ではありません。

本業できちんと収入を得ているのであれば、副業の収入がなくても、別に「明日からの生活に困る」ということはないでしょう。そのように考えると、副業はやめたいときに、いつでもやめられます。

ですから、私自身は、副業に関するリスクは限りなくゼロに近いと考えています。

とはいえ、このコラムを読んでいるあなたは「お金を稼ぐのに、手間なし、リスクなしで、やめたい時にやめられる?

そんなおいしい話はないだろう」と思うかもしれません。

そこで、ここでは「副業を始めよう」と思う人の心理的な壁となる「副業のデメリット」について、まずはじっくり検証してみたいと思います。

「副業は手間がかかる」は本当か?

副業を始めようと思う人が、まず思い浮かべるのは「お金を稼ぎたいけれど、何となく面倒くさそうだな……」とか、「副業に時間を取られて、本業に影響が出たらどうしよう……」といったイメージではないでしょうか?

この点で言うと、このコラムを書いている私自身も、実は大きな失敗をした経験があります。

私は以前、物販の副業をやっていました。具体的に言うと、海外から仕入れた商材をネットで販売していたのですが、商材が海外から届くのはたいてい平日になります。

仕入れた商品はすぐにお客様のところに発送したいのですが、平日の昼間だと、サラリーマンとしての本業があるため、商材を受け取ることができません。

仕方がないので、夜に配送センターに行き、台車を使って家まで商材を運び、そこから検品をして荷造りをする、という作業を行っていました。

しかし、深夜に荷造りを終える頃には、とうに配送センターは閉まっています。そこで翌日、朝早くに起きて、出社前に配送センターに荷物を運び込むということを繰り返していました。

はじめのうちはそれでもよかったのですが、取引の量が増えるにつれ、徐々に作業が追いつかなくなります。

ついには半休を取って、商材を取りに行く羽目になってしまい、本業にも支障をきたすようになってしまいました。

最終的には物流会社に外注をすることで、問題は解決しましたが、「どの時間を、どのくらい副業にかけるのか」といったことを考えずに、安易に手を出す副業に手を出すと、時間に追われ、失敗することになりかねません。

副業を始める際には、あくまでも本業を基本として、そこから逆算したスケジュールを組むことが大切です。

仮にあなたが「副業には、あまり時間をかけられない」ということであれば、業者に全てを丸投げするか、もしくは「時間に追われない副業」を選択するといいでしょう。

では、「時間に追われない副業」とは何でしょうか?

具体的に言うと、株、FX、不動産といった、いわゆる「投資系」の副業は、比較的時間に追われることが少ないと言えます。

株式投資、FX、不動産投資などのメリット、デメリットについては、のちほど、それぞれのコラムで、具体的にご紹介したいと思います。

「副業はお金がかかる」は本当か?

次に副業を始める方が心配されるのは、「初期投資にお金がかかりそう……」「失敗をして、借金をするのが怖い……」といったことではないでしょうか?

この点について言うと、副業には様々な選択肢があるため、全く気にする必要はありません。

仮にあなたが「副業にあまりお金をかけられない」「借金が怖い」ということであれば、お金をかけない形で副業を始めればいいでしょう。

例えば、あなたが女性であれば、何か趣味で手作りしているモノをネットで販売してみてもいいかもしれません。もともと趣味で作っているものですから、仮に売れなかったとしても、何の問題もないでしょう。

もしもあなたがスポーツ好きで、フットサルを趣味にしているということであれば、フットサル関連のグッズを海外から輸入して、ネットで販売してみてもいいかもしれません。仮に売れなかったとしても、「自分で使えばいいや」と割り切れるはずです。

もし「輸入は面倒くさい……」ということであれば、海外旅行で買ったお土産などを売ってもみてもいいかもしれません。

もちろん、あなたがハイリターンを望むということであれば、こうした副業は割に合わないかもしれません。しかし、副業は趣味の延長上で、たいしてお金をかけずに始めることも可能なのです。

このような話をすると、「そうか、副業は趣味の延長上でいいのか。でも、自分は趣味が何もないんだよな……」という方がいらっしゃるかもしれません。実際に副業を始める際、多くの方が悩んでいるのは、「副業をやってみたいけれど、何をやればいいのか分からない……」ということです。

では、そのような方は、いったいどうしたらいいのでしょうか?

副業は自由選択! 「興味がない仕事」でもかまわない!

結論から言ってしまうと、副業は必ずしも「興味のある仕事」である必要はありません。「何をやればいいのか分からない……」という方は、「とりあえず、言われたとおりにやってみよう」という割り切りも必要だと思います。

実際に物販のビジネスで成功している人たちに話を聞いてみると、「自分がモノを売るなんて、想像したこともなかった」という方がたくさんいらっしゃいます。

セミナーに参加して、「今はこの商材がいい」という話を聞いて、実際にやってみたら、本当に儲かってしまった。そのようなケースが多々あるのです。

セミナーに参加しても、実際に行動する人はごくわずかです。このコラムを読んでも、実際に副業を始める人は、おそらく10人に1人がいいところでしょう。

しかし、副業を実践した方が確実に成果を出しているのを見ると、「実際に行動に移せるかどうか」「言われたことを、いかに素直に実践できるかどうか」は、副業の成否を左右する大きな要素の1つであると感じています。

「何をやればいいのか分からない……」という方は、とりあえず、このコラムで推奨するとおりに実践みてはいかがでしょうか?

いくら頭の中で考えていても、実際にお金を稼ぐことはできません。

まずは「やってみること」が何よりも大切です。

それで実際に「肌に合わない」「稼げない」ということであれば、スパッとやめてしまえばいいのではないでしょうか? 副業は「まずやってみること」が何よりも大切なのです。

会社にバレないように副業をやることは可能か?

中には「副業をやってみたい。

でも、会社にバレたらマズい」という方もいらっしゃることでしょう。

実際、政府の「働き方改革」によって、世の中には副業に寛容なムードができつつあります。とはいえ、会社によっては、いまだに「副業禁止」を就業規則の中に盛り込んでいる会社もありますし、日本社会には「副業をやっている暇があるなら、もっと本業を頑張れよ」といった風潮もあります。

そうした点で言うと、副業に対する風当たりは、まだまだ強いというのが実情でしょう。

もちろん、あなたの会社の就業規則の中に「副業禁止」が入っている場合は、副業はできません。

しかし、もしも副業が禁止されていないのであれば、例えば、「副業で給与所得を得ない」とか、「家族の名義で会社を作って自分は助言に徹する」といった形にするなど、会社にバレないように副業をやる方法はいくらでもあります。

このコラムでは、そういった方法についても、ご紹介します。

あなたが知らない「副業のメリット」とは?

さて、ここまでのお話の中で、「何となく面倒くさそう……」「借金をするのが怖い……」「会社にバレたらヤバい……」といったイメージは、全て幻想であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

実際、副業を始めるデメリットはあまりありませんが、副業を始めることで得られるメリットは数多くあります。

では、副業を始めることで得られるメリットとは、いったい何なのでしょうか?

次のコラムでは、「副業のメリット」について、いろいろと考えてみたいと思います。