近年、留学は耳新しいものではなくなりましたが、それでも中には学生時代は経済的に厳しくて留学できなかったという方もいますよね。
学生時代は時間に余裕があっても金銭的に余裕がなく、社会人になった今は金銭的な余裕が生まれたのに時間的余裕がない。
そう感じておられる社会人は少なくないのではないでしょうか?
時間が限られているそんな社会人に今人気があるのが、セブ島への留学です。
今回は、特に社会人におすすめしたいセブ島英語留学についてご説明したいと思います。
セブ島へ留学するメリットは?
セブ島に留学するメリットは何でしょうか?
ここでは、セブ島留学の良い点を3つご紹介します。
➤日本から近い
日本から近いことは大きな魅力のひとつです。
欧米に留学するとなると、直行便でも8時間~12時間かかります。
旅費を安くするために乗り継ぎ便を選ぶと、移動に丸1日かかることも珍しくありません。
しかも、移動時間がかかるのに7万円以上はかかります。(直行便だと軽く15万はします。)
その反面、セブ島であれば直行便で4時間半ほどです。
朝出国したら午後にはもう着く近さです。
往復の移動時間の削減は時間が限られている社会人にとってはかなりのメリットではないでしょうか?
しかも、格安航空会社(LCC)で行くなら航空券代を往復で5万ほどに抑えることができるので、現地でかかる費用に充てることができます。
➤物価や授業料が安い
セブ島は欧米よりも物価が安いので留学の費用を抑えることができます。
欧米の語学学校の場合、1週間でレジデンス(寮のようなもの)に滞在すると20万円ほどかかります。
一方でセブ島にあるビジネス英語に対応した語学学校の場合、1週間で12万円ほどです。
しかもセブ島の学校は、
- 授業料
- 宿泊費
- 食事代
がすべて含まれた料金表になっている学校が多く、12万円でそのすべてが賄われるのはかなりの魅力ではないでしょうか?
ですが、食事代が含まれていない料金表になっているところがあるので事前にしっかり確認する必要があります。
➤滞在期間が短くてもOK!
一般的に留学には長く滞在しなければならないというイメージがあるかと思います。
欧米の有名大学付属の語学学校の場合は、質は高い一方で授業の開始時期や期間が決まっていることがほとんどです。
(※欧米の語学学校でも、企業が運営しているところであれば1週間だけの滞在でも可能な学校がある。)
一方、セブ島の語学学校は質の高い学校でも1週間から滞在できるところがほとんどです。
そのため、仕事を休職したり退職したりする必要がありません。
ゴールデンウイークやお盆休みなどを利用して気軽に行くことができます。
セブ島留学を成功させるには「目的」をしっかり据える
短期間のセブ島留学を成功させるには学校選びが重要なポイントです。
セブ島には100を超える語学学校があり、金額も質も目的もさまざまです。
「自分がどのような目的で留学をするのか?」ということを明確にすることで、どの学校を選ぶかを絞ることができます。
目的に合った学校を選ぶなら、短期間でも英語力の向上が見込めるでしょう。
また、本当に英語を身に付けたいのであれば多少費用が高くても質の高い学校を選びましょう。
費用が安い学校だと、ビジネス英語に対応していない可能性や授業の内容が薄い可能性があります。
最悪の場合、「安かったけど、英語力は伸びなかった・・・」ということになりかねません。
後悔をしないためにも、安さだけで学校を決めるのはオススメしません。
次の項目で「目的別にどのような学校が良いのか?」ということを説明します。
➤専門知識を身に付けたい!
将来的にMBAなどの学位を取るために大学院への進学を目指す人や、ITなどの専門知識を身に付けたい人があてはまります。
英語を使って専門知識を身に付ける場合、求められる英語力が高くなります。
そのため、高いレベルの授業に対応している学校を選ぶことが大切です。
セブ島にはITについて勉強できるプログラムのある学校が多くあります。
➤仕事に必要!
現在仕事で英語を使っていてさらにレベルアップをさせたいという人や、今は必要ないものの将来的に必要だという人などがあてはまります。
こういった目的には、ビジネス英語に対応している語学学校を選びましょう。
ビジネス英語のプログラムでは、
- 自己紹介やメール、電話対応などの基本的なクラス
- 会議や交渉、プレゼンテーションなどの実践的なクラス
などレベルによってクラスが分けられています。身に着けたいビジネス英語のレベルを選びましょう。
また、TOEICやTOEFLの点数を上げたいという人向けの試験に特化したプログラムのある語学学校も多くあります。
➤英語を勉強しつつ、休暇を満喫したい!
英語の勉強だけでなくリゾート気分も味わいたいという人があてはまります。
勉強と遊びの両方を楽しみたいという人は、日常英会話のプログラムを選ぶのが良いでしょう。
日常英会話のプログラムであれば一日中学校に缶詰め状態にはならないので、放課後に遊びに行く時間が取れます。
セブ島には海沿いに位置している語学学校が多くあります。
ただ、遊びも楽しみたい人はスパルタコースは選ばないようにしましょう。
(※スパルタコースとは朝から晩まで英語を勉強するプログラムのことです。)
特徴別のオススメ語学学校
目的を明確にして語学学校を選ぶことが大切だとお伝えしてきました。
とはいえ、具体的にどのような学校があるのか分からないですよね。
そこで、特徴別に語学学校をいくつかピックアップしたのでご紹介します。
➤社会人が多い学校
語学学校を選ぶ際は、生徒の年齢層が大切です。
たとえば、10代後半~20代前半の生徒が多く集まる学校では、TOEFLなど進学を考えたプログラムや日常英会話のプログラムを用意している可能性が高いです。
そのため、実践的なビジネス英語を学ぶことは難しいでしょう。
反対に、20代後半~40代といったように年齢層の幅が広い学校の場合は、実践で使える英語を学べる可能性が高くなります。
また、ほかの生徒とも話が合いやすいといえます。
*CAEA(カエア)
CAEAは生徒の95%が社会人です。
そのため、社会人やシニア向けのプログラムが充実しています。
ビジネススピーキングコースでは、CNNの実際のニュースを使って行う授業もあります。
ニュースを使うことで英語力を上げるだけでなく、現在の世界情勢も学ぶことができます。
*KGA(桐原グローバルアカデミー)
KGAは桐原書店が運営する語学学校です。セブシティ校とプレミアム校があります。
セブシティ校では、TOEICや英検に特化したプログラムが用意されています。
また、プレミアム校では、企業向けのプログラムやサービス業のためのプログラムが用意されています。
よりピンポイントな分野を学ぶことができる点がメリットでしょう。
*MBA(エムビーエー)
社会人のみ入学できる学校です。
プログラムは初心者向けから上級者向けまで、さまざまなレベルのプログラムがあることが特徴です。
また、先述した2校は完全マンツーマンレッスンであるのに対して、MBAはグループレッスンとマンツーマンレッスンがあります。
人前で話す力が養うことができるという点がグループレッスンのメリットだといえるでしょう。
➤勉強の環境が整っている学校
短期間で結果を出すには勉強する環境がとても大切です。
部屋が清潔でなければストレスが溜まってしまいますし、大人数の部屋だと集中できません。
また、フィリピンに留学するにあたって、食事面でも不安に思っている人も多いかと思います。
食べ物が合わなくてお腹を壊したら、貴重な時間が無駄になってしまいますよね。
そこで、勉強に集中できる環境が整っている学校を紹介します。
*Brilliant Cebu(ブリリアントセブ)
Brilliant Cebuの部屋は高ランクのホテルのような清潔さがあります。部屋には3種類あります。
- スタンダードタイプ:窓は廊下側ですが、照明が多いので明るさは問題ありません。
- デラックスタイプ:外窓の部屋で、大きさは各部屋によって異なります。
- スイートタイプ:35㎡の広い部屋で、電子レンジがついています。
どの部屋にもキッチンがついているので料理ができます。
好きなものを食べたいという人にはオススメの学校です。
*HOWDY(ハウディ)
HOWDYの校舎は2014年にできたばかりです。
家具はすべてオーダーメイドで、勉強に集中できるような環境が整っています。
また、寮の食事は日本人スタッフが作っています。
そのため、フィリピンにいても日本食が食べたいという人にオススメの学校です。
➤休暇を満喫できる学校
英語の勉強だけでなく、リゾート気分も味わいたいという人もいるのではないでしょうか。
そこで、海沿いのオススメの学校を紹介します。
*QQEnglish SeaFront校
QQEnglish SeaFront校はもともとは高級ホテルでしたが、改装して学校になりました。
そのため、プールやジム、プライベートビーチなど施設が充実しています。
この学校の部屋は2種類あります。
- ドミトリー:1人部屋・2人部屋・6人部屋があります。
- デラックスルーム&エグゼクティブルーム:部屋から海が見える広い部屋です。
まとめ
この記事では、社会人のセブ島留学について解説しました。
1週間のような超短期留学でも、整った環境で質の良い授業を受けることで英語力を上げることができます。
今回ご紹介した学校も参考にしてみてくださいね。