ありとあらゆる副業の中でも今、巷で話題となっている「スペースマーケット副業」。
いわゆる「空きスペースを他人に貸し出し提供する副業の一種」ですが、具体的には一体どんな内容の事業なのでしょうか。
今回は、サラリーマンでも簡単にできるスペースマーケットの特徴や流れ、収益を出すためにはどうしたらいいのかなどについて迫りたいと思います。
「スペースマーケット」とはどんなサービス?
スペースマーケットとはレンタルサービスの一環で、
会議室や民泊などのおよそ6,000のスペースの中から借りたい場所を選び、予約から支払いまで全てスマホ1つで簡単に行うことのできるサービスです。
スペースマーケットに掲載時にお金は一切かかりません。
また、料金システムもたいへん分かりやすいので、ビギナーの人にも気軽に利用できることが魅力の一つです。
今たくさんのメディアでも取り上げられているスペースマーケット。
- 都心部で人が多いような場所で会議室を必要としているサラリマン
- パーティや女子会など場所を探している大学生
などがスペースマーケットを利用しているようです。
実際に利用する上での流れを次の項目で見ていきましょう。
ゲスト向け:スペースマーケットを利用するステップ
ここではスペースマーケットを利用するゲスト向けの説明を行います。
第一に、スペースを探すときの手順です。
希望する条件・キーワードなどを打ち込んでスペースマーケット内の検索にかけます。
借りたいスペースのイメージがすでにはっきりある人はこちらが便利です。
検索をかけて条件にマッチしたスペースがあれば予約を取ります【1】
もしもこのとき検索結果に望んでいたスペースがない場合は「問い合わせ」から質問してみることをおすすめします【2】
【1】実際に借りる予定のスペースでのルールブックに目を通してください。
その際、空室情報が出てきますので、借りる予定の日程が空いているかどうかもチェックできます。
予約時のフォームを打ち込むことができたら、「予約リクエスト」を送信。
ホストに通知がいきますので、返信を待ちましょう。
スペースの利用方法について質問があるときは「メッセージ機能」があるのでそちらを使ってホストにご質問ください。
ホストから予約の承認メッセージが来れば、ブッキング完了です。
利用料の支払い方法は
- クレジットカード
- Paidy翌月払い(コンビニor銀行)
- 法人後払い
から選べます。
支払いが行われるタイミングとしては、予約リクエストがホストに受け入れられた瞬間です。
ただし、クレジットカードの場合その場で決済が完了します。
簡単すぎるスペースマーケットの登録方法
スペースマーケットの登録方法はいたって簡単です。
SNSでFacebookのアカウントがあれば、ユーザー情報をそのまま使えます。
Facebookアカウントがなかったとしても、
- 氏名
- メールアドレス
- パスワード
- プロフィール画像
を登録し認証を済ませたら完了です。
法人会員の人は「法人アカウント」登録が可能で、この機能を使うことによって利用料金を請求書を用いて一括生産が行えます。
ホスト向け:スマホ1つで収益を上げる方法
続いて、スペースマーケットに貸しスペースを出すホスト向けの情報です。
➤スペースマーケットが普及している理由に着目する
ざっくばらんに言ってしまえば「どうしたら収益が発生するのかどうか」ということ。
- 「利用者がどんな空間を求めているのか」
- 「どんな目的で利用するのか」
が把握できれば安定的な収入も望める世界です。
例えば「時間単位で貸し借りできる」というスペースマーケットの特徴を存分に活かした空間の提供方法を行う方法ですが…
昨今話題を集めている「Youtuber」だったり「コスプレイヤー」の人にとって、スタジオや専門施設を借りるとなると莫大な費用がかかってしまうということで尻込みしてしまいがちです。
しかし、レンタルスペースでは1時間単位で利用料金を設定できるため、下手にスタジオをレンタルするよりホストが提供するスペースの方が安く借りられる可能性が高まります。
特別な事情があって自宅や友人宅を使えない人にとって、スペースマーケットの空間はとても好都合です。
具体例としては
- 「仲間内で集合して動画鑑賞会をしたい」
- 「結婚式の披露宴で流す動画のシーンで病室を映したいので、寝室を一瞬レンタルしたい」
など個人的な理由があって利用者さんが貸し空間を求めているパターンがあります。
➤ゲスト心理を分析する
また、利用者さんの心理から考えると、
「しっかりとした動機こそないものの、個人的な事情ゆえに空間を丸ごと借りられる」というのは最大のメリットです。
分かりやすく言えば「聖地巡礼」がそのいい例です。
映画や小説の舞台になったような場所で撮影会をしたり、イベントを行うことを企画して、実際に利用者さんがブッキングするパターンもあります。
最新のデータによると、スペースマーケットを利用する年齢層の6割が34歳以下と言います。
さらに突き詰めると3割は24歳以下と若い人も多く利用しているのが現状です。
インターネットを通じて気軽に予約から支払いまで済ませられるのは、スマホ世代の若者たちにもウケがいいようですね。
利用者のニーズとホストの提供する空間がマッチしていれば収益が挙げられるもう一つの事例として、
「飲食店の定休日にスペースマーケットへ掲載する」という手があります。
飲食店のキッチンを丸々時間貸しするという内容ですが、実際にブッキングする人は多く収益が挙げられているとのこと。
つまり利益が生じるということは、結構な頻度で利用者さんが実際にその空間を使うということなんですね。
サラリーマンの人であれば自宅の屋根裏部屋や空いている一室を貸し出すというやり方でも、
需要があれば利用者さんが予約を入れて、収益を得られる可能性も大いにあります。
➤レビューで「信頼」を勝ち取り収益を上げる
イチから始めてよりたくさんの人に自分の提供する空間を利用してもらうにはどうしたらいいのかということですが、
「価格をうまく操作してレビューを獲得する」ことから始めましょう。
最初は大げさなくらいに安い価格設定で注目を集め、ブッキングを増やします。
そして利用者さんにレビューを記入してもらい、「このホストさんは信頼が置ける」というアピール素材を手に入れるのです。
安くて信用性の高い空間を提供してもらえるのであれば、自然と人気が出てきますよね。
いわゆる「利用実績」がある程度たまったところで徐々に利用料金を上げていく運用方法があります。
初期の実績づくりは地道に行わなくてはなりませんが、
継続して実績を作っていけば自ずと収益が出てくるようになるので、長い目で見ながら活動することが大切です。
まとめ
今日は、進化し続ける副業ジャンルの一つとして、スペースマーケットについてご紹介しました。
スペースマーケットが幅広く利用される
⇩
どんな空間も誰かしらの需要がある可能性が高い
ということ。
サラリーマンのあなたが所有する空間だって例外ではありません。
まずはスペースマーケットに登録してみませんか?