サラリーマンにとって一番重要なのはなんだろう?と考えていた時、ある人が言いました。
「サラリーマンにとっては“昇給”と“昇進”がすべてだ」と。
でもどんなに汗を流し睡眠時間を削って働いたとしても、その努力がすべて昇給と昇進という“結果“につながる人ばかりではないと思います。
世の中には立ち回るのだけはやたら上手い人達もいますし。
でも実際問題、収入を増やさないと家計が苦しい。
「そうだ、何か副業で稼げないだろうか?」
と一度は考えたことがある方におすすめしたい副業があります。
それは「アフィリエイト」です。
アフィリエイトって言葉は聞いたことあっても、実際にどんな仕組みのビジネスなのか分からない方もいらっしゃると思うので、
初回の今日は、アフィリエイトとは何かについてまとめてみたいと思います。
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アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、“提携する”という意味のとおり、個人と販売元が「提携する」ことによってお互いの収益に結び付くビジネスのことで、
ブログやホームページなどの自分が所有しているサイトで企業の商品やサービスの宣伝を行い、報酬をもらう仕組みです。
アフィリエイトを行っている個人のことを「アフィリエイター」と呼びます。
そして、各アフィリエイターと企業の仲介役となっているのが、APS(=アフィリエイターサービスプロバイダの略)です。
ASPとは簡単に言うと、インターネット上の広告代理店のようなサービスを提供している企業のことです。
アフィリエイトを副業にする上でASPの存在はとても重要なので、この名称はきちんと覚えておきましょう。
アフィリエイトの特徴とは?
アフィリエイトには大まかにわけて2つの特徴がありますので、その点をご説明したいと思います。
特徴①リスクが少ない
何かの副業をするとなったら、リスクの有無や程度をまず考えると思います。
その点アフィリエイトは、自分のパソコンひとつあれば、だれにでも簡単に始めることができるという特徴があります。
個人のサイトを作成するという手間は必要ですが、でも個人サイトを無料で作成できるサービスを活用すればより手軽に始めることができます。
またAPSも、ほとんどの場合無料の会員登録をすれば利用することができます。
つまり、
- パソコン
- 個人のサイト
- APS登録
この3つがあればアフィリエイトを始められるので、他のネットで行う副業と比較すると、少ない資金で始められるという大きな特徴があります。
特徴②趣味を兼ねた副業
アフィリエイトでは企業からAPSに提携された広告を自分のサイトに載せますが、どの広告を自身のサイトに載せるかを自分で決められるので、
自分の好きな分野・特異な分野を選べばブログやホームページの更新も苦になることはありません。
「好きこそものの上手なれ」
このことわざのとおり、好きな分野や興味のある分野の知識を活かすなら、アフィリエイターとしての上達が早いですし、収益を増やすことにもつながります。
アフィリエイトとショッピングサイトの大きな違い
ショッピングサイトを副業にする場合、
- 初期投資
- 商品の仕入れ
- 在庫の管理
- 商品の決済
- お客様への対応
を行わなければいけません。しかも会社員としての仕事をしながらです。
これは想像以上に大変です。
一方アフィリエイトの目的は、自身のサイトに掲載した広告から、収益が発生する行動をユーザーに起こしてもらうことです。
なので、アフィリエイターがすることと言えば、ASPに提供される広告を自身のサイトに掲載することだけです。
もちろん、どう工夫すれば広告をクリックしてくれるか、商品を買ってもらうかを試行錯誤する必要はあります。
ですが、初期投資もなければ、面倒な在庫管理もありません。
会社員として働きながらする副業として、とても魅力的なビジネスではないでしょうか?
どうやったら報酬が発生するの?
ASPに提供している販売元の企業は、報酬を支払う条件を設定しています。
どんな種類の条件があるのかと言うと、
- ユーザーが商品を購入する
- ユーザーが販売元のサービスに登録する
- ユーザーが資料を請求する
- ユーザーが広告のバナーをクリックする
という条件があります。
どの場合も、ユーザーに行動=アクションを起こさせることが大事です。
また報酬は販売元の企業から支払われるのではなく、ASPを通して支払われます。
ここで注意点ですが、ほとんどのASPはアフィリエイターに報酬を支払うための最低基準となる「最低支払額」を設定しています。
なので、販売元が決めた支払いの条件と、ASPが定めた最低支払額の2つの条件をクリアして初めて、アフィリエイトで報酬を得ることができます。
報酬の種類
アフィリエイトで得られる報酬の種類はASPによって異なります。
たとえば、
- 現金
- ギフト券
- ポイント
があり、報酬の種類が決められている場合もあれば、自分で選択できるASPもあります。
なので、ASPを選ぶ時には報酬の種類を必ず確認しておき、自分の望む種類の報酬を提供しているASPを選ぶようにしましょう。
掲載する広告の種類の違い
アフィリエイトの広告には、大きく分けてクリック型と成功報酬型の2種類があります。
種類①クリック型
ユーザーがアフィリエイト広告をクリックした時点で報酬が発生するタイプです。
報酬が発生する条件のハードルが低いため、報酬の単価も低めに設定されています。
種類②成功報酬型
ユーザーがアフィリエイター広告に導かれて販売元のサイトを訪れ、商品を購入したり、サービスを利用したりするなど、販売元があらかじめ設定したアクションが行われた場合に報酬が発生するタイプです。
成功報酬型はさらに2つの種類、「定額報酬型」と「定率報酬型」に分けることができます。
定額報酬型とは、アクション1つに対して一定額の報酬が支払われることで、
定率報酬型とは、商品の金額に一定のパーセンテージをかけた報酬が支払われる仕組みのことです。
成功報酬型がクリックだけでなく商品の購入やサービスの利用など、さらなるアクションを起こさせる必要があるので、
成功の確率はクリック型に比べて下がりますが、その分報酬の単価は高めに設定されています。
なので、成功報酬型はどれだけ商品やサービスに魅力を感じてもらう文章を書けるかがポイントになってきます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今日は、
- アフィリエイトとは、個人のサイトで企業の商品やサービスの広告を載せて報酬をもらうビジネスであること
- 報酬は販売元が決めた支払いの条件と、ASPが定めた最低支払額の2つの条件をクリアして初めて受け取れること
- 企業の広告にはクリック型と成功報酬型の2つのタイプがあること
をお話しました。
次回はアフィリエイト記事の書き方のポイントについてお話できればと思います。