オンラインサロンを運営する側になりたい!
オンラインサロンに魅了された人が、そう考えるのも不思議ではありません。
そこで今回は、オンラインサロン運営の作り方について解説をしていきます。
オンラインサロンとは?
オンラインサロンとは、インターネットを利用して作られた会員制のコミュニティサイトです。
参加するのに無料もあれば有料もあります。
同じ目的意識を持った人たちが会員になることから、有益な情報を得やすく、利用者が年々増加中です。
有名人が運営するオンラインサロンでは月額料金も高額になりますが、それだけの価値がそこにはあります。
オンラインサロンを始めるのにオススメのプラットフォーム
オンラインサロンを始める前に決める必要があるのが、
- プラットフォームを利用するか
- 自分でオンラインサロンを立ち上げるか
の二択です。
プラットフォームとは、基板や土台を意味しており、まさにオンラインサロンを始める人を支えてくれるシステムです。
右も左もよくわからない初心者の方はプラットフォームを利用しようと考える人が多いでしょう。
プラットフォームを利用して始めようと決めた人は、次にどこのプラットフォームで開始するかを選ばなければいけません。
そこで、オススメのプラットフォームを3つ紹介します。
- DMM
- IDOBATA
- CAMPFIRE
オンラインサロンで代表的なプラットフォームはDMMです。
プラットフォームの利用を決めた人の多くが、DMMでの開設を選択します。
業界ナンバーワンと言われるのは、多くの有名人が利用しているからかもしれません。
DMMの強みは、早い時期にオンラインサロンのプラットフォームサービスを始めたSynapseを、2019年にDMM.comの子会社にしたことです。
プラットフォームとして人気の高いSynapseを傘下においたことで、さらなる魅力をDMMは取得しました。
プラットフォームを利用するのですから当然利用料がかかってきます。
開設に当たる登録料などは、ほとんどの会社でかかりません。
ただ月額の利用料がかかります。
DMMは利用料金を公表していませんが、利用をしたことのある口コミを見ると、売り上げの20%と書かれていました。
これを高いと感じるのならば、IDOBATAやCAMPFIREも考えてみましょう。
IDOBATA は売り上げの15%、CAMPFIREは売り上げの10%が手数料です。
ただ、サービスがいろいろと異なります。
DMMは確かに高いですが、イベント会場の貸し出しサービスなどもあるので、自分が始めるオンラインサロンの規模と相談をして決めるべきかもしれません。
各プラットフォームを利用したオンラインサロンの始め方
それでは、プラットフォームを利用したオンラインサロンの始め方を解説していきます。
「DMMの場合」
- サロンの申し込みサイトから必要事項を入力し申請。
- 審査に通過をすると、専用の管理画面、ID、パスワードが発行されます。
- 管理画面にログインし、サロン内容を入力。
- サロンの内容が正しいかをDMMが確認し、OKならば公開されます。
- サロン運営の開始。
「CAMPFIREの場合」
- CAMPFIREのホームページからメールアドレスを入力しアカウントの作成。
- CAMPFIREにログインをし、コミュニティの概要を入力しページの作成。
- 公開前にCAMPFIREの審査を受けOKならば、コミュニティが公開されます。
- サロンの運営開始
IDOBATAに関しても同じような流れです。
登録し、審査が通れば公開されオンラインサロンの運営が開始されます。
すべてに共通しているのが、審査に通るかどうかです。
サロンの規模や目的などを明確にし、最初から目的を持ったオンラインサロンの作成を説明しましょう。
自分でオンラインサロンを立ち上げる方法
次に、自分でオンラインサロンを立ち上げる場合の始め方を解説していきます。
Webページの作成
プラットフォームがないので、まずはWebページを作成します。
自分のコミュニティを発信する場の作成です。
作り方はいろいろあります。
- サイトのURL(ドメイン)を取得しサーバーを借り、ワードプレスを利用して自分で作成する。
- FC2やブログなどの、無料サイト利用して作成をする。
- 自分で作ることはできないが、それでもホームページにはこだわりたいのでプロに作成依頼をする。
Webの作成方法はさまざまです。こだわると数十万かかるかもしれません。
また、サーバーを借りれば、毎月のレンタル料が約1,000円程度かかります。
ドメインも年間使用料があるので、注意をしてください。
無料ブログなどを利用すれば料金はかかりませんが、サイトが閉鎖される可能性もあります。
よく考えて選ぶようにしましょう。
一番おすすめの方法は、ワードプレスを利用して自作することです。
ただ、必ずしもWebページが必要なわけではありません。
作成をせず、次の段階から開始する人もいます。
運営に必要な媒体の選択
運営に必要な会員同士のチャットを開設します。主なアプリはこちらです。
- LINE
- Discord
- Slack
- Chatwork
一番多く利用されているのが、Facebookです。
プラットフォームでも利用されています。
Facebookは実名登録をしなければ利用できないので、炎上もしにくくなるというメリットがあるのです。
また、入会前の投稿も見やすいことから、途中参加をした会員にも利用がしやすいと言えます。
Facebookの非公開グループを利用するのがオススメです。
ただ、中には実名を登録したくないという人もいます。
オンラインサロンの内容によっては、そちらの方が会員を集められると判断ができるかもしれません。
その場合は、Chatworkがオススメです。
Chatworkは、実名の登録をしなくとも利用ができます。サロンの内容によって選択をしましょう。
仕組みの構築
次に、月額の会費を徴収するための仕組みを構築します。
ほとんどの人が、Paypal(ペイパル)を利用しているので、設定をしましょう。
ペイパルとは、会員のクレジットカードから自動引き落としが利用できるサービスです。
初期費用は掛かりませんが、会費を徴収した際の金額から3%の手数料が引かれます。
毎月の徴収をしてくれるシステムへの支払いです。
3%はとても良心的な価格なので、利用をするようにしましょう。
利用規約や運営のルールを作成
こちらも必ず作成する必要はありません。
ただし、プラットフォームを利用しているのとは違い、トラブルが起きたら自分ですべて対応する必要があります。
トラブルの早期収束を目指すためにも、あらかじめ利用規約や運営のルールを作成しておきましょう。
以上が自分でオンラインサロンを立ち上げるときの始め方です。
プラットフォーム利用と自分で立ち上げる、どっちがおすすめ?
オンラインサロンの始め方として、プラットフォームを利用するのと自分が立ち上げるのでは、どちらがいいのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
《プラットフォーム利用のメリット》
- 相談もでき手間がかからないことから、時間短縮ができる。
- トラブルが起きても対応してくれる。
- 企業のプラットフォームを利用していることから信用度も高く集客もしやすい。
《プラットフォーム利用のデメリット》
- 手数料が高い。
- 運営費を払い続けなければいけない。
- 審査を通過しなければ利用できないことから、ある程度の縛りがある。
《自分で立ち上げるメリット》
- 毎月の運営費を安くできる。
- 売り上げの大部分を得られる。
- 審査等もないため、自分好みにオンラインサロンを作れる。
《自分で立ち上げるデメリット》
- すべて自分で行うため時間や手間がかかる。
- トラブルはすべて自分で対応する。
- オンラインサロンの信用度が低く集客も大変。
あまりネットに詳しくないのならば、オンラインサロンを利用する方がいろいろと守られているので安心かもしれません。
ただし、売り上げの20%も取られるのは高すぎるかもしれません。
だんだんと慣れてくれば、プラットフォーム側のサポートを受けることも減ってきます。
自分で立ち上げることができれば費用は最小限です。
自由に運営することもでき、何も気にする必要がありません。
ただ、何かトラブルが発生すれば、自分ですべて対応する必要があります。
プラットフォームから始めた人が順調にいくと、自分で立ち上げればよかったと思うかもしれません。
自分で立ち上げた方も、うまくいかないとプラットフォームを利用しておけばよかったと思うことでしょう。
どっちのパターンにもメリットとデメリットがあります。
大切なのは、自分の力量を見極めて、どちらを利用するか決めることです。
人によっては、説明したデメリットを感じない場合もあります。
箇条書きであげたメリットとデメリットを参考にしていただければと思います。
まとめ
オンラインサロンの始め方は簡単です。
自分に合った方法を選べば問題ありません。
敷居が高いと思っている人もいますが、大切なのは初めの一歩です。
始め方は難しくないので、ぜひ開設をしてみてください。