「副業」がここ日本で認可され始めてから早2年が過ぎ、
多くのサラリーマンの働き方に多くの変化と選択が生まれました。
ただ、多くの人が副業を働き方の一つとして選択する傍ら、こんな声も聞こえてきます。
「副業って結局稼げないよね……」
果たしてそれは事実でしょうか?
結論から申し上げますと、それは事実とは異なります。
副業で稼ぐことは確かに可能です!
では、副業で稼げる人と稼げない人、一体何が違うのでしょうか?
今日は、副業で月10万を稼ぐ秘訣についてご紹介したいと思います。
副業で月10万以上稼いでいる人はどれくらい存在するか?
副業をしている人164名に調査した所、月10万以上稼いでいる人は全体の1割程度います。
1割と聞くと少なく感じるでしょうか?
ちなみに
- 5000円未満が31%で最多
- 1万円~3万円が24%
- 月5000円~1万円が16.8%
- 月3万円~5万円が9.6%
となっています。
実際、稼ぐための基本方法は「大量に仕事をすること」とのことです。
効率を考えればアフィリエイトなど、つながりが沢山いる市場で商品紹介をする方法がありますが、
基本的には、地道に量をこなすことが確実な方法です。
実際、副業は、
- 投資系
- 労働系
- ネット系
に分類されます。
何を選ぶかによって結果は変わってくるので、
何系の副業を選択すれば月10万稼げる副業にたどり着けるのかについて、もう少し踏み込んでご説明したいと思います。
「副業では稼げない」は真実か
副業で稼げていない人が多く存在しているようです。
その原因は主に以下の通りです。
原因1:勉強不足
勉強不足で投資をしてしまったり、ユーチューバーを始めてしまったりという方がいるようです。
しかし前提として、これらの仕事は勉強が優先の仕事です。
株式投資であれば、
- それぞれの会社の内部事情
- 商品
- 会社の人材
- 経営者
などなど、様々なことを調べていく必要があります。
会社の商品によっても、一年で発売する時期が異なっていく物も存在します。
ある商品を売った場合、必ず売れていく商品もあります。
そういう商品の場合、その商品が発売する前の株価が下がっている時期に株を購入し、株価が高まった所で売るなど、
色々と事前に勉強する事が山ほどあります。
株主の心理も当然考えなければいけませんね。
ユーチューバーも
「どういう情報を与える時にユーザーからの興味が集まるか?」
それをしっかり勉強する必要があります。
情報には、
- コンテンツ
- 見せ方
- 登場する人
と、色々とありますね。
そういった事をしっかり勉強を事前にする必要がありますよね。
原因2:経験不足
経験不足で事業を行う。
これらは、当然最初はうまくいきません。
逆にそういう失敗をする人間をカモにしようとする悪徳業者、詐欺業者も存在しています。
どの分野の副業にも当てはまりますが、経験は結果を出す近道です。
ライティングに関しても、記事を書くにはポイントを掴まないとうまくいかないことが多々あると思います。
- 興味を持ってもらえる情報
- 結論から話す
- 数値化して話す
- 利用者の声を話す
- 無駄な話を入れない
- 例え話をする
- 色々な情報を盛り込むため、自身の経験を入れて書き込む
- 敬語や変換の使い方
- 話を膨らませる書き方
など、色々と技術は必要でしょう。
経験不足だとすぐにうまくはいきません。
ただ、失敗したからといってその副業ではもう稼げない、と結論付けるのは早すぎます。
失敗という経験を今後に生かす努力を惜しまないなら、その失敗は失敗ではなく、成功への第一歩と呼べるでしょう。
原因3:ストック型に手を出す
投資系やユーチューブなどの仕事はストック型と呼ばれ、
自分ではコントロールしにくい要素が含まれているジャンルの仕事です。
例えば、株式なら、
- 会社の不祥事
- 自然災害
- 景気の変化
- 経営者が変わる
など、株価に影響が生まれる要素は多々ありますね。
ユーチューブなら、一生懸命動画を作ったからと言って誰も見なかったら効果は0です。
極めてコントロールしにくく、難易度が高い副業ですね。
すぐ利益になり高い収益を得られると思い、手をつけてしまいがちな人が多いと思います。
しかし、大体の方がうまくいきません。
投資話も騙しが入った内容も多く、かなりの方が失敗に終わっているのではないでしょうか。
やはり稼ぐには確実性が大事ですね。
地に根を張って地道に長期で稼ぐ、これが成功する副業において最も安全で最も確実な道でしょう。
ただ、ストック型副業の確かな知識と経験をすでに持っている方に関しては別です。
すでにスキルを持っているなら、それを全面に打ち出して副業を展開しましょう。
「稼ぐ副業」月10万は夢じゃない!本気で稼ぐ秘訣
月10万円を稼ぐ方法も確かに存在します。
副業で月10万稼いでいるサラリーマンの方はどんな秘訣を実践しているのでしょうか?
ご紹介します。
秘訣1:知識や経験で稼ぐ「スキル型」の副業を選ぶ
前述したとおり、ストック型というのは
- 株式投資
- 不動産投資
- youtube等
のジャンルの仕事を意味します。
これらは自分のコントロール下にない場合が多いものです。
故に、確実に稼げるとは限りません。
しかし、知識や経験を使って稼ぐ「スキル型」の副業の場合、確実に稼げます。
そこを狙う事が重要な選択でしょう。
秘訣2:稼げるスキルを身につける
スキルの活用案件はネット上にたくさん転がっています。たとえば、
- ネットでデザインを受注する
- システム設計
- 事務処理の代行
- 記事を作成
と、自身のスキルを生かしたネット副業が色々とあります。
様々なノウハウ、スキルがあればしっかりと稼ぐことができます。
中でも、システム設計は収入が多い職種ですね。
一つシステムが設計できたら20万、30万と売り上げを出す事が出来ます。
イベント運営なども意外と稼げる副業です。
街コンスタッフなども、運営スキルさえ身につければ後は自動的に稼げます。
秘訣3:スキルとスキルを掛け合わせる
一つのスキルだけでもお金を稼ぐ事はできますが、例えば、
デザインがある程度できる
+
イベント企画ができる
という二つのスキルが合わされば、
イベント企画
↓
広告制作
↓
宣伝
↓
集客
↓
運営
という工程がすべて可能になります。
システムエンジニアの方でマッチングアプリに詳しいエンジニアなら、
利用者が喜ぶような機能を備えたマッチングアプリを作るのはいかがでしょうか?
何かに特化したアプリは市場価値がぐんと上がりますよ。
というように、自分のいくつも得意分野があれば、それらを掛け合わせ稼ぐことが出来ます。
その為にも、「自分が得意な事は何だろうか」と自分と向き合うことが大事です。
秘訣4:ニーズを絞り込んでニッチ市場で稼ぐ
例えば、
- 白物家電に関してオタクレベルの記事を書けるライター
- 銀行を熟知したシステムを作れるエンジニア
といったように、
ニーズを絞ったスキルを持っている方は、ニッチ市場で重用されます。
ニッチ市場は案件こそ少なくても、あなたのスキルを求めている側からしたら
「あなたにしか頼めない案件」
です。
そのため競合も少なく、気に入ってもらえると継続的に仕事の依頼を受けることが期待できます。
ちなみに筆者の私は、
家電量販店で働き白物家電を売り、白物家電の記事を8ヶ月書いているので、
白物家電に関しては深い知識と営業経験、ライティング経験があると自負しています。
その他、様々な副業を経験しているので、そうした副業に関する記事を書く副業も受けています。
ニッチ市場を侮るなかれです。
まとめ
副業で月10万以上稼ぐにはある程度法則があります。
情報化社会の現代では、情報が行き交う所に人は集まり、お金も集まります。
そういう意味でネット系の仕事は需要が高いでしょう。
地道に量をこなすことで確実に利益が生まれます。
そして、自分の得意な分野を最大限に生かし、
専門分野に特化した自分しかできないジャンルで稼ぐなら、月10万は不可能な金額ではないのではないでしょうか。
競合と戦わないで済むためには、自分だけの価値を打ち出すことが大切です。
自分だけの価値、自分だけの知識でニッチ市場に踏み込みましょう。
また、継続的に月10万稼ぐためには長期戦の覚悟が必要です。
そのためにも、労働系の副業はおすすめできません。
その点、ネット系の仕事はパソコンひとつでできる副業です。
確実に、長期で、地道に稼いでいきましょう。