「英語を勉強したけど、意外と使える機会が少ない」
と思っている方は少なくないのではないでしょうか?
そんな方にぜひご紹介したいのは【英語を使った副業】です。
好きなことで収入が増えたらうれしいですし、毎月入ってくるお金が増えれば自由に使ったり貯金に回したりできますよね。
この記事では、英語を生かした副業について解説します。
英語ができるのに使わないのはもったいない!
英語が使える仕事に就くために大学や留学、英会話スクールなどで英語に力を入れてきかもしれません。
しかし「実際には違う仕事をしている」という方も多いと思います。
現在、日本では世界に通用する人材が求められています。
“グローバル化”という波に乗って、海外と取引をしている会社もますます増加しています。
グローバル化が急速に進むと同時に、英語ができる日本人の需要がますます増加しています。
しかし日本人は英語を母語とはしない国の中で“ずば抜けて”英語が話せない国民です。
2018年に経済産業省が作成した「グローバル人材育成に関するアンケート調査」の中に「我が国の英語力の現状」という項目があります。
その中で、日本は163カ国中135位、アジア30カ国中では27位です。
この結果から見えてくるのは、日本では英語ができる人材がまだまだ足りていないということです。
つまり、英語ができる=有利になれる要素なんです。
英語を生かす副業はどこで見つけられる?
副業といってもどこで見つければ良いのか分からない方もいるかと思います。
現在、副業を探すツールとして知られているのはクラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングとは、狭い範囲の人に募集をかけるのではなく不特定多数の人に募集をかけるサービスです。
そして、クラウドソーシングサービスは仕事を頼みたい人と仕事をしたい人をつなぐサービスです。
クラウドソーシングサービスを提供しているサイトの例としてCrowdWorksやランサーズが挙げられます。
クラウドソーシングサービスに登録している発注者は法人だけでなく個人の場合もあります。
また、受注者も副業をしている人だけではありません。
会社に所属していないフリーランスもクラウドソーシングサービスを使うことが多くあります。
英語を生かした副業にはどんな種類があるの?
次に気になるのは仕事ですよね。
ここでは、クラウドソーシングサービスで見つけられる仕事について紹介します。
英語で副業①【翻訳】
翻訳の仕事は英語を使った仕事として真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
クラウドソーシングサービスでも翻訳の仕事が数多くあります。
そのため、自分のレベルに合った仕事を探すことができます。
クラウドソーシングサービスでは報酬にも大きな幅があります。
初心者向けの案件では1件数百円ほどです。
一方で、プロ向けの案件では報酬は数万円になることがあります。
高い英語力を持っている場合、最初から高単価の案件に応募したくなるかもしれません。
しかし、高単価の案件は競争率が高く、発注者も応募者の実績を重視しています。
そのため、実績がない場合は競争に勝つのは難しいでしょう。
最初は報酬が低くても受けてみて実績を作ってから高単価の案件に挑戦すると良いですよ。
ちなみに、翻訳や記事作成の仕事では報酬は文字単価で表していることが多くあります。
文字単価とは1文字に対して報酬を設定していることです。
たとえば、1文字1円で1000文字の場合、報酬は1000円、1文字が1.5円の場合、報酬は1500円です。
安く感じるかもしれませんが、これが相場です。
副収入と呼べるほどまでの収入を得るには多くの案件をこなさないといけないですね。
英語で副業②【通訳】
クラウドソーシングサービスでは通訳の案件は多くありません。
クラウドワークスを見てみても5件ほどです。
通訳の報酬は5000円~10000円くらいです。
しかしながら、発注者との交渉次第で報酬を上げてもらえる可能性はあります。
通訳も翻訳と同様に、経験が求められます。
実績がない状態で応募するときは通訳ができそうだと思われる「経験」をアピールしていくと良いでしょう。
英語で副業③【問い合わせ業務】
問い合わせ業務は案件数の多い仕事です。
問い合わせ業務とは、海外の会社へ発注者から指定されたことを問い合わせて発注者に報告する仕事です。
主にファッションブランドに問い合わせる案件が多く、通話時間は10分くらいまでです。
通話料金は発注者が負担してくれます。
メリットは日常会話程度のレベルであれば応募できることです。
求められる英語力がそれほど高くないので比較的応募しやすい案件です。
デメリットは報酬が低いことです。報酬はたいてい1件50円ほどです。
そのため、数をこなさなければ満足のいく収入を得ることは難しくなります。
英語で副業④【データ入力】
データ入力も案件数の多い仕事です。
BUYMA(バイマ)やe-Bay(イーベイ)などの通販サイトに商品を出品している会社や、名刺の情報を入力する仕事があります。
通販サイトの場合の仕事は、商品の登録作業です。
商品の説明を入力したり出品用の写真を加工したりします。
名刺の情報を入力する仕事では英語の名刺を指示に従って正確に入力します。
こちらも問い合わせ業務と同様に、単価が低いことがデメリットです。
商品登録は1件40円ほどで、英語の名刺入力は1件70円ほどです。
単純作業が苦にならない人におすすめです。
英語で副業⑤【記事作成】
記事作成の案件も多くあります。以下に例を挙げてみました。
- 海外サイトを翻訳しながら、記事にまとめる
- 英語学習の方法を記事にする
- 留学経験を記事にする
1.海外サイトを翻訳しながら記事にまとめる
- ニュース
- ライフスタイル
- ビジネス
などさまざまなジャンルの記事が対象になります。
まず、発注者の指示に合うジャンルの記事を海外サイトから探してきます。
そのサイトを参考に翻訳をして内容を記事にまとめます。
会社で使う文書を翻訳する場合、意訳よりも文書の内容に忠実であることが求められます。
一方このような記事作成の案件では、忠実な翻訳よりも理解しやすい翻訳であることが求められます。
そのため意訳の方が好まれます。
クライアントはグーグル翻訳などの翻訳機では引き出すことができない意訳を求めて依頼をしてくるパターンが多いです。
2.英語学習の方法を記事にする
英語ができるようになる方法を記事にする仕事です。
指定されたテーマに沿って記事を書きます。
特に、TOEICで高得点を取る方法などは需要があります。
3.留学経験を記事にする
留学体験を記事にする仕事です。
こちらも指定されたテーマに沿って記事を作成します。
留学の費用や留学を有意義なものにするための心得など、さまざまなテーマがあります。
文書作成以外で英語を使う副業は?
ここまで、パソコンで文書を作成する仕事をメインに紹介してきました。
しかし、中には人と話す機会の多い仕事がしたいという方もいるかと思います。
そこで、文書を作成する以外に英語を使う仕事についてご紹介します。
英語で副業⑥【オンライン英会話講師】
オンライン英会話講師も副業にできます。
オンライン英会話の講師というと外国人でないとなれないのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、オンライン英会話では外国人と話すのは不安という方向けに日本人講師を選べるところがあります。
また、ネイティブスピーカーに英語の勉強方法を聞いてもあまり意味がありません。
たとえば、私たちが日本語の勉強方法を聞かれてもうまく説明できないのではないでしょうか。それと同じことです。
一方で日本人講師であれば英語を勉強してきた経験とノウハウがあるので勉強方法の相談がしやいようです。
また、初心者は外国人講師から英語で文法の説明を受けるよりも日本人講師から説明された方が理解しやすいです。
このことから日本人の英会話講師も需要があります。
英語で副業⑦【ココナラ】
ココナラは自分が得意なことを売ることができるサービスです。
ココナラでは「英語の場合はこれを教えなければならない」というものがありません。
そのため、アイディア次第で自分だけのオリジナルの仕事を生み出すことが可能です。
ココナラで多いものとして英文やメールの添削などがあります。
さらに、ビデオチャットも使えるので英会話のレッスンもできます。無料登録はこちらから
英語で副業⑧【タイムチケット】
タイムチケットもココナラと似ているサービスです。
30分単位でスキルを売ることができ、こんなキャッチコピーが印象的です。
わたしの30分、売りはじめます。あなたの30分、買ってみます。
出品者が自由に価格の設定をすることができ、人気なものは30分でも数万円となることもあります。
しかしながら英語のレッスンは出品者が多く、価格設定は3000円~6000円が一番多いです。
また、30分のレッスンの内容も自由に決められます。
たとえば、
- 英会話レッスン
- ビジネス英語レッスン
- 英語の勉強方法の相談
などがあります。無料登録はこちらから
まとめ
この記事では英語を使う副業について解説しました。
以下に今回の内容をまとめたので、見てみましょう。
- 日本で英語ができる人はまだまだ少ないので、英語ができると仕事の幅が広がる
- 副業を見つけるには、クラウドソーシングサービス
- 仕事は、翻訳や通訳、問い合わせ業務、データ入力、記事作成などがある
- 人と話す仕事をしたい場合、ココナラやタイムチケットなどで、英会話のレッスンができる
英語を使った副業はたくさんあります。
英語を使う仕事がしたいという夢を叶えてみてはいかがでしょうか。